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新たな「こころのケガ」を学ぶためのワークブックが登場

NPO法人ぷるすあるはは、2023年12月に画期的な心理教育絵本『こころにケガをしたら―トラウマってなんだろう？』を公開しました。この絵本は、トラウマを抱える子どもたちと一緒に学ぶことを目的にし、同時に子どもたちの心を癒す手助けをすることを意図しています。この絵本の発表以来、多くの保護者や教育者から反響をいただいており、子どもたちが安心して心の傷を理解し、向き合う手助けになっています。

ワークブックの重要性

この度公表されたワークブックは、絵本の内容と連動した実践的なツールであり、子どもたちが「こころのケガ」について主体的に学び、回復のプロセスに積極的に関与できるように設計されています。支援者や保護者が心の傷を抱える子どもたちと協力して取り組むことができる内容になっています。

このワークブックには、さまざまな学びのためのツールが含まれています。具体的には以下のセクションから成り立っています。

1. こころのケガについて知る

ワークブックでは、チェックリストを使ったり、自分の考えをメモしたりしながら、こころのケガについてしっかりと理解する手助けをします。

2. こころの体力をつけることは大切

心を休めるためのリラックス法を学ぶセクションもあります。自分がリラックスできる方法を「マイハッピーリスト」として書き込むことができ、いつでも見返すことが可能です。

3. 練習ノート

練習ノートでは、自宅で取り組む具体的な課題や、心を落ち着けるための方法を記録することができます。相談が必要な時には、このノートを使って振り返りを行うことができます。

4. わたしのツールボックス

目に見える場所に置いたり、スマートフォンに写真として保存したりできる「ツールボックス」は、日常生活の中で活用できるアイテムとして非常に便利です。

5. 詳しい使い方ガイド

さらに、ぷるすあるはのWebサイトには、ワークブックの利用方法に関する詳細なガイドが提供されています。これにより、支援者や保護者が安心してワークブックを使えるように配慮がなされています。また、スケジュールシートや練習ノートの追加用シートもダウンロード可能です。

商品情報

このワークブックは、以下の内容で販売されています。

• - 絵本とワークブックセット：3,190円
• - ワークブック単品（1冊）：660円
• - ワークブック5冊セット：2,420円
• - CDデータ版（PDF）：2,860円

ぷるすあるはでは、絵本に加えて、ワークブック全体にわたる付録アイテムとして『ジュンの安心カード』も提供しています。このカードにはリラックス法やポジティブな言葉が記載されており、子どもたちが安心感を持てるようにサポートします。ワークブック1冊につきカード1枚が付いています。

終わりに

このように、絵本『こころにケガをしたら』と新しいワークブックは、一緒にトラウマや心の健康について学び、理解する道具となります。是非これらのアイテムを通して、子どもたちが自ら心の傷と向き合える手助けをしていきましょう。

著者プロフィール

原案・解説を担当した犬塚峰子は東京都児童相談センター勤務を経て、現在は児童精神科医として活躍しています。また、ぷるすあるはのチームは精神保健の情報を発信し続けています。気になる方はぜひ、ぷるすあるはの【オンラインストア】を訪れてみてください。

関連リンク

サードペディア百科事典: ワークブック こころのケガ NPO法人ぷるすあるは

Wiki3: ワークブック こころのケガ NPO法人ぷるすあるは