Alipay+、新たに4つのEウォレットを追加し利便性を向上

Alipay+が新たに提供するEウォレットの利便性

株式会社ユニヴァ・ペイキャスト（UPC）が運営する決済サービス「UnivaPay」が、アントグループの「Alipay+」と連携し、新しく4つのEウォレットを追加しました。これにより、オンライン及びオフライン決済の利用可能国および地域が大幅に広がり、越境ECやインバウンド観光におけるビジネスの機会が増えることが期待されています。

新たに追加されたEウォレットの紹介

1. K PLUS（ケイプラス）

- 対象国: タイ
- 日本国内で可能な決済方法: オンライン決済、オフライン決済

K PLUSは、公共料金の支払いや送金、投資ができるタイの人気モバイルバンキングのEウォレットです。日常的に利用される機能が豊富で、タイ国民の生活に密着した存在です。

2. BigPay（ビッグペイ）

- 対象国: マレーシア、シンガポール、タイ
- 日本国内で可能な決済方法: オフライン決済

BigPayは、急成長中の東南アジア市場を代表するサービスで、単なる支払いにとどまらず、国際送金や保険、ローンといった多様なサービスを提供しています。

3. Kaspi（カスピー）

- 対象国: カザフスタン
- 日本国内で可能な決済方法: オンライン決済、オフライン決済

カザフスタンでは広く使われているKaspiは、デジタル決済市場での認知度が高く、特に旅行者にとって使い勝手の良いサービスとなっています。

利便性の向上による新たなビジネスチャンス

今回のEウォレット追加により、Alipay+を通じて対応する決済方法は13か国・地域に拡充されました。これにより、日本国内ではすでに300万を超える加盟店が特別な体験を提供しており、アジア圏からの訪日旅行者の増加に伴い、さらなるビジネスチャンスが広がることが見込まれています。特に、越境ECにおける多様な決済手段の導入が急務となっています。

UPCのサービスとの統合

UPCが提供する「インバウンドPay」および「UnivaPay Store App」は日本国内でも多様なQRコード決済に対応しており、訪日外国人が容易に決済を行える環境を整えています。従来の通貨両替を必要とせず、手数料もかからないため、旅行者にとっても便利な選択肢です。

起業家支援と越境ECの拡大

昨今、日本では中小企業や個人による新規事業の開始が増えています。特に、スマートフォンやタブレットがあれば容易に事業を始められる環境が整っています。越境ECの需要が高まる中、UPCはAlipay+と連携して、さらなるサービスの充実を図ります。

このような背景の中、Alipay+とのパートナーシップを通じて、地域の事業者や訪日外国人に向けたサービスを今後も積極的に展開していく方針です。これにより、より多くの利用者が安心して便利な決済サービスを利用できるようになることを目指しています。

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