DMM Crypto、Neoclassic Capitalとの新たなパートナーシップ
株式会社DMM Crypto(本社:東京都港区)は、米国のグローバル投資会社Neoclassic Capitalをリードインベスターと迎え、新たにクオンツトレーディング会社Prestoとの戦略的パートナーシップを締結しました。これは、DMM Cryptoが目指すweb3経済圏を支えるファイナンスサービスの拡充とグローバル展開を迅速に推進することを目的としています。
1. DMM CryptoとSeamoon Protocolの背景
DMM Cryptoは、2023年1月に設立された合同会社DMM.comのグループ会社で、ブロックチェーンゲームやNFTプロジェクトなどを展開しています。最近では、持続可能かつ新しいweb3経済圏「Seamoon Protocol」の構築を進めており、さまざまなビジネスやクリエイターが参加できるプラットフォームを設計中です。
Neoclassic Capitalの支援により、DMM Cryptoはこれまでの実績をさらに強化し、独自のグローバルネットワークや戦略的視点を取り入れたファイナンスサービスを強化します。特に、DMMがもつ4,507万人のユーザーベースを活かしたエンターテインメントの展開に期待が寄せられています。
2. Neoclassic Capitalからの期待
Neoclassic Capitalの共同創立者、スティーブ・リー氏は、DMMのエンターテインメント企業としての実績を高く評価し、DMM Cryptoの取り組みが日本の暗号資産市場に与える影響に期待を寄せました。特に、DMMの強力なIP開発能力とユーザー数を活かし、ゲームやエンターテインメントがweb3の世界でどのように進化するかが注目されています。
マイケル・ブセラ氏も、DMMのパートナーとして参加できることを喜び、DMMが構築するSeamoon Protocolとその実績が、暗号資産市場に新しい風を吹き込むことを期待しています。
3. Prestoとの連携とDMM Cryptoのビジョン
Prestoは、2014年に設立されたクオンツトレーディング会社で、暗号資産分野への進出が進んでいます。Ian Lau氏は、DMM Cryptoとの関係構築を非常に喜ばしく思っており、DMMのエンターテインメント分野での強いプレゼンスが、プロジェクトを成功に導く重要な要素になると考えています。
DMM Cryptoの代表取締役CEOである加嵜長門氏は、今回のパートナーシップを通じて、より多くの人々に楽しんでもらえる新しいエンタメサービスを提供することを目指し、経済圏を支えるためのファイナンスサービスをさらに充実させていきます。
4. Seamoon Protocolの概要と今後の展望
Seamoon Protocolは、独自トークンを活用してデジタル空間でのエンタメ体験を提供することが狙いです。これに基づく新しいプロジェクトやサービスを展開し、持続可能で多様性のある経済圏を構築していく計画です。
今後、DMM Cryptoが開発するブロックチェーンゲームには、「かんぱに☆ガールズ RE:BLOOM」や「神櫓-KAMIYAGURA-」など、多彩なタイトルがあり、GameFiを中心に展開される予定です。さらに、社会課題解決やBtoBソリューション、ファイナンスサービスなど、幅広いプロジェクトが進行中です。
5. まとめ
DMM Cryptoの今回のパートナーシップは、新たなファイナンスサービスやエンターテインメントの形を創造するための重要なステップです。DMMグループの強固な基盤を活かしつつ、グローバルな展開を加速させることで、今後のweb3産業への貢献が期待されます。DMM Cryptoのこれからの展開に注目が集まります。