GDEPソリューションズがLLM/RAGシリーズを刷新
GDEPソリューションズ株式会社は、2025年8月28日より、NVIDIA Blackwellに完全対応した新しいLLM/RAGシリーズの販売を開始しました。この刷新されたシリーズには、従来のLlamaやGemmaに加え、Open AIの「gpt-oss」シリーズが新たに追加されています。このため、ユーザーはさまざまなニーズに応じてモデルを柔軟に選択できるようになり、より幅広い業務に対応できるようになります。
LLM/RAGシリーズの概要
LLM/RAGシリーズは、お客様の導入段階や活用のスタイルに応じて3つの製品を展開しています。各製品の特徴は以下の通りです。
- - トライアルキット:価格を抑えたLepton Novosシリーズで、初めての方にも最適。
- - スターターセット:RTX PROを搭載し、標準的な機能を備えたモデル。
- - 業務活用セット:独自開発ツール「G-RAGon」を備えた本格的なモデルで、業務の生産性向上を図ります。
これらの製品は、LlamaやGemmaなどのLLMモデル、そしてRAG開発ツールである「Dify」があらかじめインストールされており、手元に届いたその日からLLM/RAGの開発をスタートすることが可能です。
独自ツール「G-RAGon」の進化
「G-RAGon」はGDEPが開発したRAG応答精度を改善し、運用をサポートするツールです。RAGはLLMを補完する検索技術ですが、正しく設計やチューニングをしなければ期待する精度を得るのは難しいと言われています。多くの無償RAGツールは業務利用に適した機能が欠けているため、無調整の状態では回答精度が50%程度に留まってしまうことが課題となっています。
「G-RAGon」はこの課題を解決するために、日本語のRAGにも対応し、新たにPDFファイルへの対応も実現しました。これにより、社内に蓄積されているマニュアルや技術資料をRAGに容易に組み込むことができ、生成AIの活用範囲が広がります。自社の検証では、Wordファイルで初期の回答精度が90%に達しており、PDFファイルにおいても同等の精度を実現することを目指しています。
2025年9月29日(月)からはPDF対応の「G-RAGon」の出荷も開始される予定です。
GDEPソリューションズについて
GDEPソリューションズという企業は、AIやデータサイエンス、HPC(高性能計算)、CG・映像制作向けのハードウェア及びソフトウェアソリューションを提供し、企業の技術革新を支援しています。また、NVIDIA Elite Partnerとして高い信頼性を誇り、LLM/RAG環境の最適化を進めています。
代表取締役社長の榊原忠幸が率いるGDEPソリューションズは、顧客のビジネスを効率化し、さらなる成長に貢献することを目指しています。特に日本市場において、LLMとRAGを効果的に活用できる環境を整え、企業のニーズに応える製品とサービスを展開し続けることで、さらなる技術的革新を促進していくでしょう。
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