エヴリン・ポスティックの展覧会がインターコンチネンタル リヨンで開催
2025年のHERALBONY Art Prizeでグランプリを受賞したエヴリン・ポスティックが、リヨンにあるインターコンチネンタル リヨンにて展覧会を開催します。この貴重なイベントは、アートとホテルの歴史的な背景が交錯する特別な機会です。
HERALBONY Art Prizeとは、受賞者がその後どのように成長していくかを視野に入れた、独自性のあるアートアワードです。株式会社ヘラルボニーは、国際的なアーティストの活躍を支えることを目指し、国内外で新たな展示プロジェクトへ挑戦しています。このリヨンでの展覧会も、ヘラルボニーとインターコンチネンタル リヨンの総支配人ニコラ・メルシエ氏の出会いがきっかけで実現しました。
展覧会の会場であるインターコンチネンタル リヨンは、15世紀から2010年まで実際に機能していた「オテル・デュー・ド・リヨン」の歴史を持つ場所です。エヴリン・ポスティック自身もここで生まれたことから、作品展示において特別な意味を持つことは間違いありません。
「土地に根ざした体験をゲストに届けたい」との想いが、ポスティックの作品と融合した結果、アートがもたらす体験がより一層豊かになりました。
五感で楽しむアート体験
今回の展覧会はアートを視覚で楽しむだけではありません。パティシエが手がけた限定スイーツやカクテル、そしてフラワーアレンジメントを通じて、訪れる人々が五感を使って楽しむことができる空間が整えられています。
シェフ・パティシエのヴァンサン・トマサン氏が制作した「スモークアプリコットのタルト」は、ポスティックの作品《Chaudronnerie n°14》からインスピレーションを受けた一品です。デザートにはスモーキーなニュアンスと美しい造形が反映されており、作品との繋がりを感じさせます。
また、もう一つのスイーツ「レモンとフランボワーズのトロペジェンヌ」は、ポスティックの作品《Peurs Profondes》を模したもので、古地図と鮮やかな色彩がスイーツに反映されています。
隣接するバーでは、日本から着想を得た「Natsu」という名のシグネチャーカクテルが提供されます。このカクテルは、ジャパニーズジンを使用し、夏の爽やかな情景を表現しています。
さらには、リヨンのフローリスト「Amarylice」が制作した特別なフラワーアレンジメントも展示され、アートの世界観をさらに引き立てています。
開催情報と背景
この展覧会は、2026年7月9日から9月1日まで、インターコンチネンタル リヨンの「Bar Le Dôme」で開催されます。入場は無料ですが、バーでのご注文が必要ですので、ぜひその場で特別なアート体験をお楽しみください。
インターコンチネンタル リヨンは、その歴史的な建物としてユネスコ世界遺産「リヨン歴史地区」に位置する場所でもあります。このホテルは、かつては聖地巡礼や十字軍遠征のための避難所として利用されていた歴史を持ち、その後は医療施設として多くの人々に親しまれてきました。
アーティストの声
エヴリン・ポスティックは、「この特別な場所で私の作品を展示できることは非常に光栄です。ここは私の故郷であり、深い意味を持つ場所です」とコメントしました。彼女の作品が、このような歴史的背景を持つ空間で展示されることは、今を生きるアーティストにとっても大きな意義があります。
この展覧会を通じて経験するアートの楽しさや、ポスティックの作品を直接体感できる機会は、訪れる価値がある特別なものです。ぜひ、皆さんもリヨンでのアート体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。