ダイビルが本格参入する柏市の冷凍冷蔵倉庫開発
千葉県柏市において、物流不動産の開発事業が進行中です。参加するのはダイビル株式会社と、東急不動産、大阪ガス都市開発の三社です。こちらの事業は冷凍冷蔵倉庫の開発を目的としており、注目されています。
この地点は東京都心から30km圏内に位置し、常磐自動車道の柏ICおよび国道16号線からも近いという点が大きな魅力です。これにより、関東全域への配送が容易に行える物流施設としての利便性は極めて高く、すでに多くの物流会社が注目しています。
進化する冷凍倉庫
本物件は2030年からのフロンガス規制に沿った、環境に配慮した冷凍倉庫です。自然冷媒を使用し、先進的なエコシステムを形成する予定です。さらに、冷凍エリアの温度設定範囲は+5℃から-25℃まで対応可能で、冷凍とチルドの両方のニーズに応える設備を揃えています。
このプロジェクトは「国内事業戦略~アセットタイプ拡充~」に基づく、ダイビルグループの中長期経営計画「BUILD NEXT.」の一環でもあります。商船三井の持つビジョン「海運業を中心とした社会インフラ事業の展開」とも合致しており、冷温物流の重要性が高まる中、価値ある投資と位置付けられています。
物件の詳細
今後の物件の概要は以下の通りです:
- - 名称: (仮称)柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト
- - 所在地: 千葉県柏市新十余二8-1
- - 敷地面積: 5,965㎡(約1,804坪)
- - 延床面積: 12,382㎡(約3,745坪)
- - 着工予定時期: 2026年冬
- - 竣工予定時期: 2027年夏
今回は都内に近く、豊かな交通利便性を有したエリアでの開発が行われるため、業界では大きな関心を集めています。また、このような冷凍倉庫は食品産業だけでなく、医療関連の物流にも影響を及ぼすことでしょう。
今後の展望
ダイビルは今後も優良物件の取得に努めていくとしています。これにより物流不動産市場において、その地位を一層強化し、持続可能な社会を目指して推進していく姿勢を示しています。
本プロジェクトを通じて、さらなる発展が期待される柏市の物流インフラ。今後の動向に目が離せません。
【お問合せ先】ダイビル株式会社開発企画部
TEL:06-6441-8013