Oisixと移動スーパーとくし丸の初コラボ
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社が、移動スーパーとくし丸と共同で新たなミールキットシリーズ「大切な味、残したい味Kit Oisix」を開発しました。このシリーズは、家庭の大切なレシピを基にしたメニューを展開しており、第一弾として「佐藤筐子さんの今夜はほっこりバターとん」が2025年2月27日から販売されます。
世代を超えた家庭の味をつなぐ
移動スーパーとくし丸は、高齢者向けに食品や日用品を提供するサービスを全国に展開しています。その訪問ネットワークは18万人以上を誇り、多くの高齢者と直接のコミュニケーションを通じて、彼らのニーズに応えています。この取り組みの一環として生まれたのが新雑誌「ぐ~す~月刊とくし丸」で、地域コミュニティの交流を促し、高齢者の孤立感を少しでも和らげることを目的としています。
大切な家族の味をミールキットに
「大切な味、残したい味Kit Oisix」では、移動スーパーのお客さまから集めた家庭料理のレシピがミールキット化されていきます。第1弾として発売される「バターとん」は、佐藤さんが戦時中に食べていた思い出のすいとんをヒントに作られました。餃子の皮で包まれたバターがとろけ出し、根菜や鶏肉と絶妙に絡み合います。このレシピを提供したのは、福島県でとくし丸を利用する佐藤筐子さんです。
みんなの思い出を形に
このミールキットは単なる料理ではなく、おばあちゃんたちの生活の知恵と愛情が詰まっています。佐藤さんは、料理を通じて人を喜ばせることが何よりの幸せだと語ります。彼女の自宅で、Oisixの開発メンバーはこのレシピを基にミールキット化する作業を行い、その背景にあるストーリーを大切にしました。
孤独を和らげる新たな試み
「ぐ~す~月刊とくし丸」では、シニア世代向けに特別に編集された記事が掲載され、若い世代ともつながる内容が多く盛り込まれています。80歳の高齢者たちが日常的に求める情報を提供し、全国の読者が共感できるような特集や投稿が人気です。また、デジタル版も出ており、幅広い世代にのびやかに楽しむことができます。
移動スーパーとくし丸の理念
とくし丸は、買い物に困難を抱える高齢者のために生まれたサービスです。約1,200台のトラックが全国を走り、そのお客さまとの信頼関係を築いています。買い物は生活の中での楽しみでもあり、商品の選択肢を直接手に取ることで、豊かな生活が育まれると考えています。
まとめ
今回のコラボレーションを通じて、多くの人々に家庭の味の大切さを伝えるメッセージが広がります。忙しい日々の中でも、心温まる家庭の味を手軽に楽しめるこの試みは、高齢者だけでなく、次世代にも繋がる大切な架け橋となることでしょう。ぜひ「バターとん」と共に、思い出の味を堪能してください。
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Oisix