名称募集で地域振興を進める国道289号八十里越
新潟県三条市において、地域振興と新潟県と福島県の交流促進を目指し、国道289号八十里越のいくつかの施設の名称を一般から募集中です。特に八十里越区間の象徴となる橋梁やトンネルの名称が対象となっており、期待が集まっています。
名称募集の概要
国道289号八十里越地点開発促進期成同盟会(会長は三条市長の滝沢亮氏)が手掛けるこのプロジェクトでは、以下の4つの施設の名称を募集しています。
1.
2号橋梁
2.
5号橋梁
3.
8号トンネル
4.
9号トンネル
応募に際しては、応募者が考えた名称が地域のイメージに合い、既存の名称と類似していないことが求められます。また、名前の形式はひらがな、カタカナ、漢字のいずれかを用いた組み合わせでも可能です。
応募資格と方法
5号橋梁については、特に29歳以下の若者が新たな未来への思いを込めて応募できます。他の施設については、年齢に関わらず誰でも応募でき、幅広い視点からの提案が期待されています。応募用紙はホームページからダウンロード可能で、郵送やメール、Googleフォームの利用もできます。
受付期間と選定方法
応募は令和7年10月14日から11月14日まで受け付けています。名称は「国道289号八十里越道路改築事業における構造物の名称募集に係る名称選定委員会」で厳正に審査され、選定される予定です。
賞金と結果発表
選ばれた名称の応募者には、各施設につき10万円の賞金が贈呈されます。複数の応募があった場合は抽選で決定され、結果発表は令和8年3月に三条市のホームページで行われるほか、八十里越関連イベントにおいて表彰も予定されています。
新潟県三条市の魅力
三条市は金属加工業が盛んな「ものづくりのまち」として知られています。隣接する燕市と共に「燕三条」として有名で、ネイルケア用品や伝統工芸品の包丁など、多くの製品が世界で高く評価されています。また、2021年には工場体験の展覧会が世界的なデザインアワードでの受賞を果たし、その魅力をさらに高めています。
自然も豊かで、高品質な農産物が栽培され、アウトドア関連の文化も根付いています。特に幻の西洋梨「ル レクチエ」は多くの人々に親しまれています。国道289号八十里越の名称募集は、地域を盛り上げる絶好のチャンスです。ぜひ皆さんも応募して、三条市の未来に貢献してみてはいかがでしょうか。
まとめ
国道289号八十里越の名称を考えることは、地域の発展にも繋がる重要な活動です。新潟県と福島県の強い結びつきを象徴するような名称が集まることを期待しています。