静岡県ユースU-12サッカー大会がAIで配信
2023年2月、静岡県で行われる「NTT西日本グループカップ第57回静岡県ユースU-12サッカー大会」では、全63試合が最新のAIカメラによって撮影・配信されることが決定しました。この取り組みは、一般財団法人静岡県サッカー協会とNTT西日本、そしてNTTSportictの協力によるものです。
AIカメラは、独自の映像ソリューションを使い、試合の様子を自動的に撮影し編集する技術を備えています。この技術により、撮影コストを大幅に削減できるだけでなく、ユーザーにとっても高品質な映像を提供することが可能になります。
配信の詳細
特に注目すべきは、決勝戦が行われる2月9日。この試合では、複数のカメラ映像を切り替えることで、テレビ中継のような臨場感あふれる配信が行われます。試合中は、視聴者がタブレットを通じて簡単に映像を切り替えることができるため、得点状況やカウントを表示する機能も備えています。
配信の視聴方法はとても簡単で、事前登録不要、全ての試合が無料で視聴可能です。視聴を希望される方は、NTT西日本静岡支店のホームページ内「静岡県の少年サッカー応援サイト」へアクセスしてください。ここではQRコードを使っても視聴サイトへのアクセスが可能です。
AIカメラの活用と影響
今回使用される「STADIUM TUBE」は、Pixellot Ltd.が開発した無人撮影カメラで、サッカーやバスケットボール、ラグビーなど16種の競技に対応しています。AIによるオートプロダクション機能によりリアルタイムで試合を楽しむことができるため、サポーターやクラブチームにとって大きなメリットとなります。
また、映像の配信はNTTSportictが手掛けるため、品質管理やトラブル対策も充実しています。例えば、ライブ配信中に問題が発生した際でも、迅速に対処するためのバックアップ体制が整っています。
総括
「NTT西日本グループカップ第57回静岡県ユースU-12サッカー大会」では、AIカメラを駆使した新たな映像体験が実現します。この大会を通じて、地域のサッカーを愛する人々に新しい形のライブ配信を楽しんでもらえることを期待しています。観戦の様子をSNSでシェアすることで、さらなる盛り上がりを見せることでしょう。皆さんの応援をぜひお待ちしております!