フュージョンテクノロジーがJIMTOF2024に出展
株式会社フュージョンテクノロジーは、2024年11月5日から11月10日まで開催される「JIMTOF2024」に出展し、最新の3Dプリンター技術や新素材を紹介します。この見本市は、日本国内で行われる最大級の工作機械展示イベントであり、各企業は自社の最新技術や製品を披露します。
ブース情報
フュージョンテクノロジーのブースは、東京ビッグサイト南1ホールのAM109に設置されます。こちらのブースでは、FDM/FFF方式の3Dプリンターや液体式の光造形方式プリンターが展示されます。特に目玉となるのは、耐熱性と強度に優れた新素材「PPS-CF」を利用した3Dプリンターの数々です。様々なサイズや性能のプリンターを実際に見て、比較することができる貴重な機会となります。
FDM/FFF方式プリンターの魅力
FDM/FFF方式プリンターでは、新素材「PPS-CF」を用いた造形を中心に紹介します。この素材は、ポリフェニレンサルファイドにカーボンファイバーを配合したもので、高い耐熱性(熱変形温度:242.7℃)と優れた寸法安定性を兼ね備えています。金属やPEEKの代替としても最適で、特に高強度で高耐熱性が求められる領域において注目されています。
展示されるプリンターの特徴
- - INTAMSYSのFUNMAT PRO 310 NEO
新生産業用の高速3Dプリンター。500mm/sの高速印刷が可能で、サポート材も使用できます。東京展示会初披露となります。
この機種は、500℃までのノズル温度を設定可能で、スーパーエンプラのPEEKなども造形できます。国内外での導入実績も多く、高い評価を得ています。
マルチカラー印刷に対応。高い精度でPCやABS、PPSといった難素材の造形が可能です。
リニアモーターを採用し、高速な造形を実現。従来の3Dプリンターと比較して、印刷効率が飛躍的に向上しています。
光造形(SLA-LCD)方式プリンターについて
光造形方式では、「Uniformation GK3 Ultraシリーズ」を披露します。このプリンターは、16Kの高解像度を持ち、300×160×300mmの大型造形が可能です。その精緻な造形力は、工場生産においても関心を集めています。また、今回はこの製品の参考展示として、Uniformation Wash3 UltraとUniformation Cure3 Ultraも予定されています。
JIMTOFについて
JIMTOFは、工作機械や関連機器が一堂に会する見本市であり、世界最大級の技術ショーです。日本の高い技術力を国内外に示す貴重な機会であり、多数のものづくり企業が出展し、業界関係者の注目を集めます。来場者は最新技術を目の当たりにし、今後の製造業のトレンドを探ることができるでしょう。
まとめ
今回はフュージョンテクノロジーの展示にぜひお越しください。新しい技術や素材に触れ、各機種の特性をじっくりと観察できる絶好のチャンスです。個別相談も可能ですので、興味のある方はぜひ説明員にお尋ねください。