パタゴニアが見据える持続可能な農業の未来
アウトドアメーカーのパタゴニア・インターナショナル・インクが新しい農業教育プログラム「リジェネラティブ・オーガニック(RO)農業スクール」を開始すると発表しました。これは、私たちの日常生活や地球との関係を再考するための新たな学びの場を提供するものです。
学びのプラットフォーム "リジェネラティブ・オーガニック ラーニングシリーズ"
新プログラムの一環である「リジェネラティブ・オーガニック ラーニングシリーズ」は、市民や学生、企業の関係者、さらには行政のメンバーまで、多岐にわたる人々を対象にしています。このシリーズは、気候変動、土壌の劣化、生物多様性の喪失といった環境課題について学ぶ機会を提供し、私たちが直面する問題への理解を深め、その解決策を見出すことを目的としています。
本シリーズの中心となる一つが「リジェネラティブ・オーガニック農業スクール2026」で、今後の開催予定に言及すると、2026年の9月から10月にかけて全4回のオンライン講座が行われることが決まっています。この講座は無償で、特に農業や食に関心を持つ人々にとって、参加しやすい内容になっています。
課題解決に向けた教育プログラムの内容
この農業スクールでは、参加者はさまざまなテーマに関して学ぶことができます。具体的には、地球と人類を支える農業の現状や、見えない生態系の仕組み、リジェネラティブ農業の厳密な理論、さらに日本の水田の役割についてなど、幅広い内容を学べるプログラムです。
プログラムの詳細
以下は、各回のテーマです:
- - 第1回:地球と人類を支える農業のいま – 食と農業の選択が未来を左右する。
- - 第2回:土壌から考えるリジェネラティブ農業 – 目に見えない生命がすべての基盤を作る。
- - 第3回:畑地から学ぶリジェネラティブ・オーガニック農業 – オーガニックがスタンダードになる可能性。
- - 第4回:水田から学ぶリジェネラティブ・オーガニック農業 – 日本の水田が世界の解決策に繋がる。
すべての講座はオンラインで行われるため、全国どこからでも気軽に参加できます。また、参加者には講座後にアーカイブビデオも提供されるため、後から再学習することも可能です。
未来を動かす実践
パタゴニア日本支社の社長であるマーティ・ポンフレーは、「私たちが直面する課題を解決するためには、農業や食を通じた新たなアプローチが必要だ」と強調しています。このプログラムは、人々が知識を共有し、視野を広げることで、個々の行動が未来を変える力を持つことを示すものです。
リジェネラティブ・オーガニックとは
「リジェネラティブ・オーガニック」は、農業を通じて環境を保護し、持続可能なコミュニティを形成することを目指す概念であり、パタゴニアは2017年からこの認証制度の制定をサポートしてきました。日本国内でも2021年からこの取り組みを行い、多くの人にその重要性を伝えています。
気候危機や食の課題が今後どう進展するのか、このスクールを通じて共に学び、行動を起こすことが期待されます。興味がある方はぜひ参加してみてください。
詳細情報および参加申し込みは
こちらからご覧ください。