産業能率大学がARを活用した革新的な謎解きツアーを開催

ARを活用した新しい体験、リアル謎解きツアーの紹介

産業能率大学の湘南キャンパスで、2025年5月25日（日）から実施される「消えた卒業証書の行方を追って」というリアル謎解きツアーが話題です。この取り組みは、同大学の情報マネジメント学部の卒業生が代表を務める株式会社コロプラのグループ企業、株式会社360Channelと共同で企画されました。主に参加学生が中心となり、キャラクター設定やストーリー構成を考案し、ゲーム体験を向上させるデバッグ作業にも携わっています。

AR技術と声優の参加

このツアーでは、声優の梶裕貴氏が瑞木祭のマスコットキャラクター「みずニャン」の声を担当し、さらに声優の天野聡美氏が本学学生をモチーフにしたキャラクター「美月」の声も当てています。参加者は、これらのキャラクターとともにキャンパスを散策し、AR技術に基づく物語と謎解きを通じて大学の学びの特色やキャンパスライフを体験できます。

新しいオープンキャンパスの試み

この謎解きツアーは、オープンキャンパスにおける来場者の満足度を向上させ、新規の参加者獲得を図る目的で企画されています。従来の「キャンパスツアー」にはない、参加者がまるで主人公になったかのような没入型の体験を通じて、自然に学内を巡ることができるのがポイントです。

ツアーの詳細

開催日は以下の通りです：

- 2025年5月25日（日）
- 6月15日（日）
- 7月6日（日）
- 7月27日（日）
- 8月2日（土）
- 8月17日（日）
- 8月24日（日）

開催時間は午後1時から午後4時20分までで、開催場所は産業能率大学湘南キャンパスになります。参加者は無料で、約60～80分の体験をすることができ、体験キットはオープンキャンパスの受付で受け取ります。さらに、小田急小田原線伊勢原駅北口からの無料送迎バスも運行されています。

謎解きストーリー

物語は、キャンパス内で卒業証書が盗まれるという事件から始まります。参加者は「あなた」という役割を担い、登場人物たちと共にヒントを探しながら、事件の真相を解明していくという内容になっています。AR技術が連動することで、キャンパス探索がさらに魅力的なものとなるでしょう。

360Channelの企業情報

本ツアーを実現する360Channelは、東京都港区赤坂に本社を構える企業で、設立は2015年11月2日、資本金は2.88億円です。360度動画関連とXRプロデュース事業を展開しており、本学とのコラボレーションを通じて、リアルとデジタルを融合させた体験を提供しています。

参加者の声

産業能率大学のオープンキャンパスの特徴として、学生たちが主体となってプログラムを構築している点が挙げられます。彼らは高校生に対して最適な進路選択のお手伝いを目指し、日々努力しています。このオープンキャンパスの満足度は99％という高い数値を誇り、高校生にとって貴重な体験を提供しています。

新しい技術と学生のアイデアで生まれたこのツアーは、参加者にとって忘れられない思い出となることでしょう。皆さんもぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか？