マーケティングの真髄
2026-07-31 11:34:34

元ナイキと元レッドブルのマーケターが語る、今のマーケティング手法の真髄とは

開催レポート:元ナイキ×元レッドブルのトップマーケターが対談



2026年7月15日、水曜日、渋谷の平方文化マーケターコミュニティに集まった参加者たち。特別ゲストとして、一般社団法人渋谷未来デザインの理事・事務局長、長田新子氏、そしてかつてナイキジャパンやアダストリアでマーケティングを担当した久保田夏彦氏が登壇しました。今回は、彼らが率いていたブランドを通じて学び取った「コミュニティ」と「ストーリーマーケティング」の真意に迫ります。

勉強会の目的


この勉強会の主な目的は、toC向けのプロダクトやサービスに関わるプロフェッショナルたちが情報を交換し、学び合う場を提供することです。また、新たなネットワークの構築をも目指しています。会場では、参加者がクラフトビールを楽しみながら、ブランドの熱を生み出す方法やファンを惹きつける仕組みについて熱く語り合いました。

1. 成長の秘訣: どん底からの再起


長田氏は、レッドブルが日本市場においてどのような苦境を乗り越えたのか、2006年の日本進出当初を振り返りました。「当初は認知度も低く、怪しい飲み物とさえ言われていましたが、チーム全体で日本独特のマーケティングを積み重ねていくことで、最終的にはトップランクにまで成長しました」と彼は述べました。その成長の裏には、ナイトライフ市場へのアプローチや、特定のカルチャーコミュニティとの親密な関係構築があります。

2. アスリートとの本物の関係性


ナイキとレッドブルのマーケティング戦略の違いについても深い議論がされました。ナイキは、オン・ピッチ(競技場内)でのパフォーマンス重視のアプローチであり、アスリートとの関係を厳格に管理しています。一方、レッドブルはアスリートの夢の実現をサポートする姿勢を特徴としており、長田氏は「レッドブル・メディアハウスを通じて高品質なコンテンツを作成し、広く共有する仕組みを確立しています」と強調します。

3. 逆転の発想: 社会的意義の構築


話題は、浅草寺や神宮外苑でのF1イベント実施に移りました。リーダーシップやクリエイティビティによって、当局との協力体制を築くことで、ユニークな企画を実現した経緯が話されました。長田氏は、「公共の意義を創造することが成功を引き寄せ、エンターテインメントかつ教育的なメッセージを発信しました」と述べ、参加者から感嘆の声が上がりました。

4. 詳細な計画性と泥臭さ


両社とも詳細なマーケティング計画を年に数百ページ作成しているとのこと。そのプロセスの緻密さがブランド強化の基盤となっています。長田氏と久保田氏はいずれも、各ブランドがどのようにグローバル市場での認知度を高めていったのかを具体的なエピソードを交えて語りました。

5. ブランド熱狂の支配


マーケティングの終着点として、ブランドになりたかった瞬間の体験について語られました。久保田氏は、過去に行ったイベントが次世代にどのように記憶されているかを振り返り、長田氏もまた、AIに代替できない感情の動きを動かすことが、マーケティングの醍醐味であると締めくくりました。

6. 次回のイベント情報


次回の勉強会は9月16日(水)に予定されています。この回では、マーケティングとデジタル変革をテーマにした講演が行われ、業界内の「リアル」に迫ります。

参加を希望する方は、公式Facebookページなどを通じて情報をチェックしてください。

登壇者紹介


久保田夏彦氏は、元ナイキジャパン、アダストリアのCMOで、現在は独立系のマーケティングコンサルタント。多様なプロジェクトを手がけており、ブランドの成長を支える活動を行っています。

長田新子氏は、元レッドブル・ジャパンのCMOとして知られ、現在は渋谷未来デザインで都市の可能性に挑むプロジェクトを推進。双方の専門知識を通じて、参加者は新たな視野とインスピレーションを得られたことでしょう。

このイベントを通じて、ブランドマーケティングの新たな可能性を探るきっかけとなった今回の対談。次回も多くの参加者が集まり、さらなる熱い議論が交わされることを期待しています。


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会社名
KOBUSHI MARKETING合同会社
住所
東京都渋谷区桜丘町29-33-304
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