モデルナ・ジャパン、生後6カ月以上対象のワクチン接種を強化
モデルナ・ジャパンが新たなワクチン接種の選択肢を提供
モデルナ・ジャパン株式会社が、新型コロナウイルスワクチン「スパイクバックス®筋注シリンジ」に関する重要な発表をしました。この新しい承認により、生後6カ月以上の乳幼児や小児でもワクチン接種が可能となります。最新の変異株に対する対応も含まれたこの承認変更は、感染症の拡大を防ぐための重要なステップです。
生後6カ月からのワクチン接種
モデルナ・ジャパンの発表によれば、「スパイクバックス®筋注シリンジ6ヵ月~11歳用」の承認が6月23日に取得されたとのこと。この特別なワクチンは、12歳以上用のワクチンの半分の量で設計されています。これにより、生後6カ月から4歳までの子供たちも接種対象に含まれることになります。
また、6月27日には、現在流行している変異株の一つ「JN.1系統」にも対応するための追加免疫の承認も申請されています。この措置は、小さなお子さんを持つ家庭に対し、今後のワクチン接種の選択肢を広げるものです。
新型コロナウイルスのリスク
新型コロナウイルス感染症は今や、高齢者や免疫不全を持つ人々のみならず、乳幼児に対しても重症化のリスクがあります。肺炎などの深刻な症状を引き起こす可能性があり、入院を要する病気になることもあります。こうした状況を踏まえ、モデルナ・ジャパンは、これからもワクチン接種の重要性を啓発し、ワクチン接種のアクセス向上に努めていく方針です。
モデルナの革新技術
モデルナは、mRNA技術の進展を通じて医薬品の製造方法を大きく変革しています。この技術の利用により、疾患の治療や予防に関するアプローチが根本的に見直されています。特に、新型コロナウイルスワクチンの開発はこの技術の成功例として広く知られており、短期間でのワクチン供給を実現しました。
さらに、モデルナのmRNAプラットフォームは感染症だけでなく、免疫腫瘍学や希少疾患、自己免疫疾患にも応用されており、今後も多様な治療法の開発が期待されています。
まとめ
生後6カ月以上を対象としたワクチン接種の新たな承認は、家族にとって大きな意味を持ちます。モデルナ・ジャパンは今後も日本の皆様の健康を守るため、ワクチン接種の普及と情報発信を行っていくことを約束しています。新しい変異株に対応したワクチンを手に入れることで、安心して日常を送ることができるようになる日が訪れることを願っています。
今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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Moderna, Inc.
- 住所
- 200 Technology Square CambridgeMassachusetts
- 電話番号
-
617-714-6500