小学生が参加！AI技術を用いたキャラクター制作ワークショップの実施

AI技術で小学生の創造力を引き出すワークショップ

2024年12月16日（月）、SpiralAI株式会社がサイボウズ株式会社との協力の下、小学生3〜4年生を対象にした特別なキャラクター制作ワークショップを行いました。このイベントは、「AIでパートナーを作って紹介しよう」というテーマのもと、AI技術を用いてオリジナルキャラクターを作り出すことを目的としています。

ワークショップの目的

このワークショップは、生成AI技術がもたらす新たな可能性を理解し、特に子どもたちにその楽しさを体験してもらうことを目指しています。子どもたちは自身の創造力を駆使してキャラクターを作成し、それをAIが実際に対話可能な存在へと変換するという、インタラクティブな体験を得ることができました。子どもたちがAIを利用することで、新たな表現方法や学びのスタイルを見出すことが期待されています。

参加者の体験

ワークショップでは、まずAIがどのような機能を持っているのかを学びました。参加者は、AIキャラクター「ククリさま」と実際に会話をし、AIの魅力に触れました。この会話体験を通じて、AIとのコミュニケーションの可能性を感じ取ったようです。

その後、SpiralAIの「TwinRoom」サービスを使い、参加者は自由に自分だけのキャラクターをデザインしました。イラストアプリを活用し、各自が考える性格や背景を設定してキャラクターを創作。74%の子どもがこの体験を「とても楽しい」と感じており、AIと友だちになれると実感した子も多かったようです。

アンケート結果から見える感想

参加した小学生たちは、このワークショップを非常に楽しんだと語り、将来的にはAIを自分の生活に役立てたいと考えている様子が見受けられました。特に「仕事で忙しい時のおしゃべり相手」や「開発やプレゼンの支援をしてほしい」という具体的な希望も聞かれ、自らの生活にAIを取り入れたいと本人たちが感じていることが明らかになりました。

サイボウズの楽校楽長のコメント

信じられないような新しい体験を提供できたことに、サイボウズの楽校の楽長、前田小百合氏も高く評価しています。自身が作ったキャラクターと会話をすることを通じて、AIとの距離感が縮まり、自己表現の方法が広がることへの期待感が伝わってきました。

今後の展開

SpiralAIは今後も生成AI技術による教育やコミュニケーションの新たな可能性を探求し続けます。子供たちがAIの力を理解し、未来のクリエイターとしての一歩を踏み出せるよう、引き続きサポートを行っていく方針です。

このワークショップが示すように、AI技術は単なるツールを超え、子どもたちの思考や創造性を刺激する強力なパートナーになり得るのです。