株式会社近商ストア(本社:大阪府松原市)は、サントリー食品インターナショナル株式会社(本社:東京都港区)と協力し、ペットボトルリサイクルの新たな取り組み「ボトルtoボトル」を2023年8月1日から開始しました。これは、近商ストア内の27店舗で集めた使用済みペットボトルを新しいペットボトルとして生まれ変わらせる、画期的なプロジェクトです。
この取り組みは、近商ストアがこれまで実施してきた環境配慮のリサイクル活動をさらに推進するものです。近商ストアでは、家庭から持ち込まれた洗浄済みの使用済みペットボトルをリサイクルステーションで回収し、地域の皆さまに広く参加していただいています。
一方、サントリーは創業以来、持続可能な社会の実現を目指し、特にペットボトルのリサイクルに関して目標を掲げています。2030年までに全ての製品を「100%サステナブル化」するという目標を持ち、そのための取り組みを着実に実施しています。
今回の「ボトルtoボトル」リサイクルプロジェクトについては、近商ストアが回収したペットボトルをメカニカルリサイクルという手法で処理します。この方法では、使用済みプラスチック製品を回収した後、選別、破砕、洗浄を行い、表面の汚染物質を除去してから、高温処理により再生ペットボトル原料としての品質を確保します。再生されたペットボトル原料は、サントリーの飲料容器として再利用されるのです。
この活動は、リサイクルの意識を高めるだけでなく、地域住民にとっても環境保護に貢献できる良い機会を提供します。また、サントリーと近商ストアの協働によって、循環型社会の実現に向けたさらなる一歩が踏み出されることが期待されています。今後の展開が非常に楽しみです。
近商ストアは引き続き地域の皆さんと共に、環境に優しい取り組みを進めていくことで、持続可能な未来を築いていこうとしています。サントリーとの協働によるこの新しい試みが、さらなる環境意識の向上につながることを願っています。