万博で未来をデザイン
2025-05-14 14:29:12

大阪・関西万博で日本の未来をデザインする「Co-Design Challenge」

大阪・関西万博での新しい挑戦



2025年の大阪・関西万博に向け、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(大阪市住之江区、事務総長:石毛博行)は、「Co-Design Challenge」(CDC)というプログラムを展開しています。このプログラムは、デザインとものづくりを通じて新たな社会課題の解決を目指し、多様なプレイヤー同士の共創を促す取り組みです。

CDCの展開



CDCは2022年に始まり、これまでに2回の事業を展開してきました。第1弾(CDC2023)では、社会的な課題の解決を目指す11の事業が発表され、第2弾(CDC2024)では、地域誘客を見据えた実施が行われています。興味深いことに、いずれの試みも万博会場で実装され、多くの来場者が手に取って体感する機会を提供しています。

2025年の万博では、合計22のプロジェクトがその成果を示す製品として実装されており、5月28日から9月まで計5回にわたり「Co-Design Challenge Pitch」が開催予定です。このイベントでは、各事業者が自ら設計したプロダクトの背後に潜む課題解決のビジョンや、その実現に向けたナラティブをプレゼンテーションします。

ピッチイベントへの期待



「Co-Design Challenge Pitch」は、日本の未来のくらしをつくる試みについて参加者が直接聞くことができる貴重な場です。この交流を通じて、プロダクトのデザイン理念や社会に対する思いを深く共有し、来場者のみならず、参加同士が新たな価値を見出す機会を提供します。企画のナビゲーターとして登壇するのは、EXPO共創プログラムのディレクターや日本デザイン振興会の常務理事など、業界でも著名な専門家たちです。

ピッチイベントでは、参加企業による多彩なプロダクトが披露され、具体的な課題へのアプローチや製品の具体性が語られます。これにより、訪れる人々は日本の創造力、デザインの力、そして社会的意義を再確認するきっかけとなるでしょう。

具体的なプロジェクトの事例



例えば、象印マホービン株式会社による「マイボトル洗浄機」は、持続可能な未来社会の実現に向けて、マイボトルをもっと身近にするために開発されました。この機器は、ユーザーが簡単にマイボトルを洗浄できるように設計されています。

また、特定非営利活動法人府中ノアンテナが提供するスツールは、地域の美しい風景を切り取って届けることを目的としています。さらには、信楽陶器工業協同組合が提案する陶芸文化の創造も、デジタル技術とリサイクルを融合させ、新しい価値の創造を目指しています。

これらのプロジェクトは、単なる製品開発に留まらず、日本の核となる地域文化の再生や持続可能性を考慮したものとなっています。

結論



2025年大阪・関西万博における「Co-Design Challenge」は、未来の日本のくらしをデザインする革新的な取り組みとなるでしょう。この機会を通じて、新しい価値が生まれ、国際的な舞台で日本の文化と創造性が発信されることを期待しています。今後の進展にも目が離せません。


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会社情報

会社名
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
住所
大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号
電話番号

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