大阪市東部市場が小学生対象に「いわしの手開きに挑戦しよう!」料理教室を開催!食育を通して市場の役割を学ぶ

大阪市中央卸売市場東部市場では、令和5年12月4日と7日に、大阪市立巽南小学校の5年生を対象に「東部市場出張料理教室(水産教室)」を開催しました。

この教室では、市場の役割や魚の栄養について学び、実際にいわしの手開きを体験するという内容でした。

はじめに、東部市場の職員が市場の役割について説明を行いました。その後、大地の会の栄養士による魚の栄養に関する講義が行われ、いわしの油に含まれるDHAやEPAなどの栄養素が、脳の発達や血液の流れを良くする効果があることを学びました。

続いて、大阪市東部水産物卸協同組合青年会によるさばの三枚おろしの実演が行われました。その後、児童たちは、いわしの手開きの方法を教わり、実際に自分でいわしを開いてみました。

緊張した面持ちで、初めて生の魚に触れる児童もいましたが、周りの友達と協力しながら、内臓や骨を取り除き、バター焼きを作りました。

普段なかなか触れることのない生の魚を調理するという貴重な体験を通して、魚への苦手意識が克服できた児童もいたようです。

東部市場では、今後もこのような出張料理教室を実施することで、食育の推進や市場の役割についての理解を深める取り組みを続けていくとのことです。

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