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AUBA登録企業情報収集に関する不正行為の対策と今後の方針

株式会社eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA（アウバ）」において、登録企業情報の不正収集が発覚しました。この問題は、他の企業がAUBAに無料で登録した後、登録企業限定で閲覧可能な情報を違法に集める業務を依頼する求人広告が掲載されたことから始まりました。

この行為は、登録企業に対する大きな迷惑となる恐れがあり、利用規約に明白に反するものであるだけでなく、法律にも抵触する可能性がある重大な違法行為と認識されています。

当社は当初、民事訴訟を含む法的手続きを考慮しましたが、関連企業から誠意ある謝罪とともに具体的な再発防止策の提案があったため、現段階では訴訟を起こさないことを決定しました。しかしながら、これは当社が不正行為を容認したことを意味するものではなく、今後も登録企業の権利をしっかりと守り続ける方針です。

株式会社eiiconは、再発防止と登録企業の保護を強化するため、以下の対策を直ちに実施することを決定しました。

1. 登録企業情報の取り扱いに関する規約・ガイドラインの改定 ｰ登録企業向けに分かりやすいガイドラインを作成し、情報の取り扱いに関する規約を徹底することで、全企業が安心して利用できる環境を提供します。

2. 業務委託先および登録ユーザーの監査体制の強化 ｰ定期的な監査を実施し、業務委託先および登録ユーザーに対する管理を強化します。これにより、不正行為の発見や予防につなげていきます。

3. 違法な情報収集が疑われる事案への早期通報・調査フローの整備 ｰ情報の収集方法に疑問がある場合には、速やかな通報体制を整え、調査を迅速に行います。これにより、問題が大きくなる前に対処します。

4. 必要に応じて関係当局や捜査機関と連携 ｰ違法行為が明らかになった場合には、関係当局や法的機関との協力を行い、しっかりとした対応をとります。

これらの取り組みによって、AUBAに登録された企業の皆様の安全と信頼を守り続けることを使命とする株式会社eiiconは、今後も厳正な姿勢で規約違反や違法行為に対処していくことを明言しています。類似の事例が再発した場合には、再度法的手続きを検討することも考えており、利用者が安心してAUBAを利用できるよう努める所存です。