職員定着率を高める福祉法人の経営手法とは?
愛知県名古屋市に本拠地を置く特定非営利活動法人バウムカウンセリングルームは、福祉業界における職員の高離職率という課題にしっかりと向き合っています。2025年4月には、同法人の事業拠点数が東海三県で30拠点に到達するという素晴らしい節目を迎えました。この成果に至るまでの過程や、職員が辞めにくい環境作りの秘訣について、同法人の理事長である笹谷寛道氏が語っています。
30拠点到達の意義と経営の取り組み
バウムカウンセリングルームが30拠点を持つに至ったのは、職員が定着しやすい環境を整えることに重点を置いてきたからです。精神的な理由や家庭の事情で福祉関連の職に就いている人々が多い中、同法人はそのようなスタッフのニーズに応えながら成長を遂げてきました。
職員定着率90%を記録した実績もあり、離職率を抑えるための多くの取り組みが行われています。特に、同法人では“属人的なやり方”から脱却し、再現性のある経営体制を確立。これにより、施設数が増えても職員全体のモチベーションを維持できます。
経営計画書の重要性
セミナーで紹介される「福祉特化型経営計画書」は、法人の理念をただ掲げるのではなく、現場の行動に落とし込むためのツールです。この計画書には、職員の役割や責任が明確に示されており、行動基準も「価値観ベース」で共有されています。これにより、全員が同じ目標に向かって働ける環境が整っています。さらに、幹部職員の育成と定期的な面談を通して、PDCAサイクルの運用が実践されています。
現場の声からの経営改革
バウムカウンセリングルームでは、経営改革を行う際には必ず現場の声を重視しています。なぜ職員が辞めてしまうのか、どのように職場環境が改善できるのか、その背景には必ず現場のニーズがあります。これらの声を受けて、経営計画書の活用が促進され、幹部職員が育成されることで、安心して職務を全うできる環境が整ったのです。
セミナーでの学びと特典
今回の無料オンラインセミナーでは、バウムカウンセリングルームが実際に行ってきた取り組みの数々が紹介されます。職員定着率が向上した事例や、拠点拡大時にも離職が少なかった工夫など、成功と失敗の両方のケーススタディが具体的に示されます。参加者には「福祉特化型経営計画書フォーマット」が特典として無料配布されるので、これは見逃せません。
参加方法と詳細
セミナーはZoomを使ったオンライン形式で開催され、約60分の内容になります。参加対象は福祉法人の経営者や施設長、幹部候補者など。興味がある方は、ぜひ公式サイトからお申し込みください。
詳細は
こちらのリンクから。
笹谷寛道氏の著書について
著書「社員が辞めない福祉法人の経営術」では、これまでの実践を基にした経営スタイルを解説。人手不足に立ち向かうための具体的な手法がわかりやすくまとめられています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。また、購入は[こちら]()から可能です。
法人概要
バウムカウンセリングルームは2007年に設立され、共同生活援助や就労継続支援など幅広い事業を展開中。今後のさらなる展開が期待されます。詳細については公式サイトを訪問してください。
電話:052-521-2334
Eメール:
[email protected]
URL:
公式サイト