墨田区両国に新たな学びの場「勉強カフェ」がオープン

墨田区両国にオープンした「勉強カフェ」

墨田区両国に、新たな学びの場「勉強カフェ両国スタジオ」が登場しました。このコミュニティ型勉強スペースは、株式会社ブックマークスが運営し、2008年以来日本において初めての取り組みとして注目されています。「勉強カフェ」は、社会人を対象に学びなおしの機会を提供し、現在は首都圏を中心に13店舗、全国で25店舗を展開しています。お客さん数は約3,500名を記録し、主に20代から40代の会社員に人気を集めています。

様々なニーズに応えるワークスペース

「勉強カフェ両国スタジオ」の最大の特徴は、快適で集中しやすいワークスペースです。多忙な社会人が自習できる場所は限られていますが、ここではそのニーズに応えるための工夫が凝らされています。すべての席には、人体工学に基づいた機能性の高いチェア「Ergohuman」を導入しており、ゆったりとした姿勢で学びに取り組むことが出来ます。また、ラウンジエリアには電動昇降デスク「FeEL」が設置され、自由に立ちながら作業や勉強を行うことも可能です。

交流が生まれるラウンジスペース

カフェのラウンジは、他の自習室とは一線を画す交流スペースとして設計されています。ここでは、利用者がリラックスしながらコミュニケーションを楽しむことができ、大きな壁面には「MY GOAL SHEET」が掲示されています。このシートには利用者の達成したい目標が記載され、目標達成を共に応援し合うコミュニティ形成を促進しています。また、ラウンジにはフリードリンクコーナーも併設されており、全自動エスプレッソマシンを用いたコーヒーやココアがいつでも楽しめます。

多用途の空き教室

特に注目したいのが、両国スタジオの“空き教室”です。懐かしい教室のようなデザインで、利用者が自由にレイアウトを変えられ、学びをデザインできる空間として活用されています。設計事務所UNQUOTEによるアクティブラーニングデスクが備えられ、様々な形でのワークショップやセミナーに対応可能です。思い出の教室での学びを再現し、新たな発見が生まれる場としての役割を果たしています。

勉強カフェとシェアオフィスの融合

不思議な組み合わせですが、同じフロアにレンタルオフィス「BASE POINT Office両国店」が併設されていることも特色の一つです。このコラボレーションは、両国スタジオを通じて新しいスタートアップや複業を目指す社会人に最適な環境を提供しています。勉強の場としてだけでなく、仕事の拠点としても使用できるため、利用者の多様なニーズに応じたサービスが展開されています。