エミレーツ航空が新たに開設した研修施設「エミレーツ・センター・オブ・ホスピタリティ・エクセレンス」
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに、エミレーツ航空が新しい世界水準の研修施設「エミレーツ・センター・オブ・ホスピタリティ・エクセレンス」を開設しました。この施設は、約25,000人の客室乗務員に対して、ラグジュアリーなホスピタリティのトレーニングを行うための特別な場所です。総投資額は800万米ドルに及び、広々としたレストランやラウンジ、最新の技術を備えた8つの教室などが整備されています。
今年末までに、この施設で1万人以上の客室乗務員がトレーニングを受ける予定です。
質の高い多彩なサービス研修が実施される
「エミレーツ・センター・オブ・ホスピタリティ・エクセレンス」では、ミシュラン星付きレストランに見られる高水準のサービス研修が行われています。具体的には、ファインダイニングでのマナーや、プレミアムなお客様とのコミュニケーション、洗練されたテーブルサービスの技術などが含まれます。
2020年には、エミレーツ航空がスイスの名門ホスピタリティ経営学校「ローザンヌ・ホテルスクール」と提携し、先進的なホスピタリティ戦略を策定。今回の研修施設は、その戦略の象徴的な存在となっています。エミレーツの「卓越」「気配り」「革新」「情熱」の4本柱を基に、乗務員が高いホスピタリティを体現できるようサポートされています。
客室乗務員向けの没入型トレーニング体験
エミレーツ航空では、研修の一環として、客室乗務員が実際に食事をしながらファインダイニングのサービスを体験できる機会を提供しています。エミレーツのマスターシェフが監修した四品コースの美食ランチを堪能し、トレーニング中の接客手法を習得します。
このような没入式のトレーニングによって、エミレーツ航空は7つ星ホスピタリティを具現化し、乗務員へのコーチング強化を図っています。
熟練のシェフトレーナーから学ぶ本格料理体験
施設内のカリナリーハブでは、プロ仕様のキッチンが設計されており、客室乗務員はシェフトレーナーの指導を受けながら盛り付けの技術を学びます。料理は感覚的な美しさだけでなく、エミレーツが提供する食体験の一部として重要な役割を果たしています。
サービスの極意を体感するトレーニング
「サービスの極意」という名のトレーニングでは、客室乗務員がサービスの技術を深めるだけでなく、ファインダイニングのビジョンを理解します。彼らは、接客の中でお客様のニーズを先読みする技術や、感情的な知性を育むことにも注力しています。
この研修は、世界中のミシュラン星付きレストランを研究した成果を基にカスタマイズされたプログラムです。
ワインテイスティングプログラム「ラール・デュ・ヴァン」
エミレーツ・センター・オブ・ホスピタリティ・エクセレンスでは、客室乗務員向けのワイン学習プログラム「ラール・デュ・ヴァン」を導入しています。このプログラムでは、エミレーツの機内で提供されるワインを試飲しながら、ワインの背景やフードペアリングについて学ぶ機会が用意されています。
エミレーツ航空の優れたサービスを支える研修の充実
エミレーツ航空は、140カ国以上から採用し、70以上の言語を話す客室乗務員によるサービスの質を誇りにしています。新設されたエミレーツ・センター・オブ・ホスピタリティ・エクセレンスは、客室乗務員が必要なスキルを磨くための最前線であり、今後のホスピタリティ産業において重要な役割を担うことでしょう。
乗務員たちは、入社時の8週間の研修を受けた後も、継続的にスキルを磨くためのプログラムに参加し、エミレーツ航空でのキャリアをより充実させています。
このように、エミレーツ航空の新しい研修施設は、客室乗務員が高いホスピタリティを実現するための基盤となることでしょう。世界中からファンを魅了するエミレーツ航空は、今後も進化を続けていくに違いありません。