奥入瀬渓流の新たな体験！コケづくしのシャトルバス登場

奥入瀬渓流の新たな「おいらせコケバス」誕生

2024年8月10日、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルにユニークな体験が加わります。「おいらせコケバス」と名付けられたこのシャトルバスは、外観も内装もコケ一色に染まった特別な車両で、奥入瀬渓流を巡る旅を新たな視点から提供することが目的です。コケに魅せられたこのバスに乗り込み、圧倒的な自然の美しさを通じて新たな発見を楽しむことができます。

コケの世界を体感

バスの内部は、奥入瀬渓流に自生する約300種類のコケからインスパイアを受けて設計されています。壁面には、コツボゴケをイメージしたウォールや胞子を飛ばす「胞子体」を展示し、細部にわたるこだわりが満載です。まるで自分が小さくなったような錯覚に陥ります。

さらに、おいらせコケバスはオリジナルデザインでラッピングされており、本物のコケを約10倍に拡大したグラフィックが施されています。これにより、乗車する前からその可愛らしさを楽しむことができるのです。

奥入瀬渓流の名所巡り

このバスは、奥入瀬渓流の四大名所である三乱の流れ、石ヶ戸、阿修羅の流れ、雲井の滝に停車します。バスを降りると目の前に広がるのは、至る所にコケが生息する美しい風景です。降車後は、コケに囲まれた自然の景色を楽しめるだけでなく、ルーペを借りてコケの微細な部分を観察することも可能です。

コケを楽しむイベントも

2024年の初運行日である8月10日、「コケの日」には、地元の中学生やNPO法人が協力し、テープカットイベントが開催されます。バスに乗車して写真撮影を楽しむだけでなく、実際においけんのネイチャーガイドによるアクティビティ「コケさんぽ」での自然観察も行われる予定です。

この新しい体験によって、訪れる人々は奥入瀬渓流の自然をより深く理解し、楽しむことができるようになるでしょう。