2026年度武田科学振興財団による研究助成募集中！最大23億円の支援

研究助成の応募が開始されます

2026年度の研究助成金の募集が、公益財団法人武田科学振興財団によって発表されました。1月6日からの募集に先立ち、今年度は総件数603件、予定される助成総額は驚きの23億9,700万円という大規模なもので、特に医学や生命科学分野での研究を支援する内容になっています。

募集プログラムの概要

武田科学振興財団は、特異性の高い9個のプログラムを通じて、以下のような研究者を対象にした助成を行います。

武田報彰医学研究助成

- 内容: 世界をリードする基礎研究や臨床研究への支援
- 対象者: 国内の大学や研究機関の教授または同等以上の職にある、研究室設立3年未満の研究者。
- 助成金額: 1件3,000万円
- 助成件数: 10件

ハイリスク新興感染症研究助成

- 内容: 新興感染症に関する基礎、臨床、疫学研究の支援
- 対象者: 国内の大学等に属する満55歳未満の研究者。
- 助成金額: 1件1,000万円
- 助成件数: 約10件

生命科学研究助成

- 内容: 生命科学分野での新たな発見に寄与する独創的な研究への支援
- 対象者: 満55歳未満の研究者。
- 助成金額: 1件1,000万円
- 助成件数: 約35件

医学系研究助成

- 内容: 医学分野での独創的研究への支援
- 対象者: 満45歳未満の医学系研究者
- 助成金額: 1件200万円
- 助成件数: 約240件

その他の助成プログラム

- 薬学系、ライフサイエンス、特定研究、ビジョナリーリサーチなど、各分野に特化した助成があり、詳細は財団のウェブサイトで確認できます。

応募方法

すべてのプログラムは公募制でなく、特定の推薦者による推薦が必要なものもあるため、事前にチェックすることが重要です。各プログラムの詳細と応募方法は、武田科学振興財団の公式ウェブサイトにて発表されています。

財団の背景

武田科学振興財団は1963年に設立され、以降科学技術の研究を支援するための資金を提供してきました。今回の助成は、あくまで研究者たちが独創的なアプローチで医学や生命科学の進展に寄与することを期待するものです。優れた研究が促進されることで、国民全体の健康や社会の発展に寄与することが目的です。

財団は大阪市中央区に位置し、理事長は飯澤祐史氏です。今後も研究者たちがこの助成金を通じて、新たな発見や成果を挙げることを期待しています。興味のある方はぜひ、詳細をウェブサイトで確認してください。