『カルミナ・ブラーナ』2021特別版
2021-03-11 10:00:01
熊川哲也が贈る『カルミナ・ブラーナ』2021特別収録版の魅力
熊川哲也が描く『カルミナ・ブラーナ』2021特別収録版の魅力
日本のバレエ界の巨星、熊川哲也が手掛けた『カルミナ・ブラーナ』の2021年特別収録版が今、オンラインで配信されています。この作品は、2019年に初演され、瞬く間にその衝撃的なストーリーと美しい振付が多くの観客の心を掴みましたが、当初はわずか2公演のみの上演に終わり、再演は不可能だとされていました。それがどうして、今回特別に映像作品として復活したのでしょうか。
蘇った衝撃のストーリーと舞台
『カルミナ・ブラーナ』は、音楽の巨匠カール・オルフが1936年に作曲した作品で、彼の代表作の一つです。今回は熊川哲也が新たな視点でこの曲を観客に届けます。彼が描いたのは、「フォルトゥーナの子、悪魔アドルフ」という衝撃的な運命の物語です。人間社会に現れる悪の象徴を通して、現代に生きる我々に多くのことを問いかける内容となっています。ニーズの高いこの作品に対し、熊川は「生の舞台体験を超えた映像計画」を提案しました。
巨大なスケールの映像制作
今回の作品制作には、K-BALLET COMPANYのダンサーやオーケストラ、合唱団など、総勢250名を超える出演者が関わるという前代未聞のスケールで実現しました。完全無観客での撮影という新たな挑戦によって、熊川は映像での舞台の感動を追求し、4Kカメラやドローンを用いて、舞台上の臨場感を最大限引き出しました。このような大規模な映像制作は、劇場の枠を超え、観客に新しい演劇体験を提供しています。
熊川哲也の特別な参加
今回特別参加として映像に登場する熊川は、約2年ぶりに舞台に立ちます。彼の存在はこの作品にさらなる力を吹き込んでおり、彼が与える圧倒的なオーラは、画面を通じても観客に強く感じられます。その役は名もなき者として、いったいどのようなメッセージを私たちに伝えているのでしょうか。若きアドルフの苦悩を感じながら、立ち上がる人々の姿に心を動かされることでしょう。
メイキング映像での熊川哲也の想い
貴重なメイキング映像には、熊川がこの作品に向き合う決意や想いが描かれています。「映像は生の舞台の感動を超えることはできない」という通説は本当なのか、この作品を通して検証することができるでしょう。観客一人一人がこの映像作品で何かしらの体験を得られることを願っています。
作品の詳細と視聴方法
『カルミナ・ブラーナ』2021特別収録版は、メイキングを含む映像が約65分の本編とともにオンラインで視聴可能です。視聴券は「MY Bunkamura」や「イープラス」などで購入でき、多様なプランが用意されています。
この映像作品を通して、日本のバレエの最前線を体感してみてはいかがでしょうか。自宅で気軽に、世界の舞台を感じることができるこの機会をお見逃しなく。
会社情報
- 会社名
-
株式会社東急文化村
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
- 電話番号
-