高校生と親のキャッシュレス
2025-08-08 11:07:00

高校生と親のキャッシュレス利用状況を調査、QRコード決済の普及が顕著に

高校生と親のキャッシュレス利用の実態調査



MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、2025年7月に高校生とその親を対象にキャッシュレス決済に関する実態調査を実施しました。この調査は、高校生がどのようにキャッシュレス決済を利用しているか、特にQRコード決済についての傾向を探ることを目的としています。

高校生のキャッシュレス利用状況



調査によると、キャッシュレス決済の利用率は62.1%で、QRコード決済は50.8%という結果が出ました。これは、高校生が従来の現金に代わって、より便利な決済方法を選ぶ傾向を示しています。特に、QRコード決済を利用している高校生の34.7%が送金経験を持ち、そのうちの74.7%が家族間送金の利用も行っていることが明らかになっています。

現金を利用している高校生は92.1%ですが、QRコード決済も半数以上が利用していることから、デジタル決済の拡大が続いている様子が伺えます。さらに、カード式の非接触電子マネーも17.8%が利用しており、今後の市場の変化に注視が必要です。

親のキャッシュレス利用状況



一方で、高校生の親のキャッシュレス利用率は91.0%と非常に高く、QRコード決済の利用率も61.0%に達しています。親世代がこのように高い利用率を示していることから、家庭におけるデジタル決済の習慣が形成されていることが伺えます。特に、QRコード決済を利用する親も多く、51.0%が送金機能を利用していると回答しました。その中で、82.5%が家族間送金を行っているとのことです。

経済圏とポイント利用



調査では、経済圏に対する意識も明らかになりました。高校生の親が最も意識している経済圏は「楽天経済圏」で36.8%、次いで「PayPay経済圏」や「ドコモ経済圏」が続きます。また、共通ポイントの利用状況についても「楽天ポイント」が最も多く65.3%の親が活用しており、次いで「PayPayポイント」が53.2%、そして「dポイント」が48.3%という結果が出ています。

今後の展望



これらの調査結果から、高校生とその親のキャッシュレス利用が急速に進展していることがわかります。デジタル決済が日常生活に浸透しつつある中、今後の金融環境にどのような変化がもたらされるのか、注目が集まります。特に家庭内での送金手段としてQRコード決済がますます重要視されるようになるでしょう。

この調査は、MMD研究所によるもので、キャッシュレス化が進む社会における重要な洞察を提供しています。今後もこのトレンドを定期的に追っていくことで、消費者のニーズや行動パターンをより深く理解することができるでしょう。興味深い結果が次々と明らかになるキャッシュレス社会の行く先が楽しみです。


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