「人とくるまのテクノロジー展2025」パナソニックの最新技術を探る！

「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」の見どころ

2025年5月21日から23日、横浜のパシフィコで開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」は、自動車関連技術の最前線を紹介する国内最大級のイベントです。この展示会では、国内外から集まった最新の技術や製品が並び、未来のモビリティ社会に向けた新たなビジョンを提案します。特に注目されているのが、パナソニックインダストリー株式会社のブースです。

パナソニックインダストリーの出展内容

パナソニックは、多様なデバイスを展開し、安全で快適な環境対応の自動車社会の実現に寄与しています。当社のブース（ブース番号399）では、車載技術から製造設備まで、様々な革新を体験することができます。以下は、展示内容のハイライトです。

1. 車載用基板対FPCコネクタ「CF1／CF2」

この独自の2ピースFPCコネクタは、組み立て工数の削減や接触信頼性の向上に貢献します。具体的には、基板とFPC間の直接接続により中継用ハーネスが不要になり、より効率的な組立が可能です。また、両側金属接点を採用しており、振動や異物に対する耐性も強化されています。小型のため、車載モジュールの省スペース化にも貢献しています。

2. 検知スイッチ

出展する検知スイッチは、独立した回路を持ち、用途に応じた3つのタイプがあります。冗長型、2段階検知型、故障検知型からなるこのスイッチは、高い信頼性と省スペースを備えており、車両の安全性を確保します。

3. 静電容量式ノブ「Magic Knob」

この新しいメカニカル部品は、回転とプッシュによる操作が行えます。静電容量方式のタッチセンサで操作可能で、確実な操作感と洗練されたデザイン性を兼ね備えています。外装素材には制約がなく、グローブを装着したままでの操作も実現しています。

4. レーザ溶着機「VL-W1」

レーザ溶着技術は、従来の接着剤や超音波溶着に比べ、内部部品にダメージを与えることなく、かつ気密性や耐環境性を保ちます。パナソニックはこの最新技術を活用し、自動車部品の生産性と品質向上を図ります。また、広島の加圧装置との組み合わせによって、より効果的なソリューションを提供します。

この展示会は、自動車業界の各プレイヤーが集まり、交流の場であるだけでなく、新しい技術に触れられる貴重な機会です。パナソニックインダストリーのブースを訪れ、これからの自動車技術の進化を目撃しましょう。