株式会社agehaspringsが公開ワークショップ「Open Lab. vol.4」を開催！アーティスト育成の最前線を探る

株式会社agehaspringsが公開ワークショップ「Open Lab. vol.4」を開催

2025年8月2日、株式会社agehasprings（本社：東京都渋谷区、代表取締役：玉井健二）が、Studio 126 Tokyoにて公開ワークショップイベント「agehasprings Open Lab. vol.4」を開催しました。このイベントは、同社が設立した体験型音楽ラボ「agehasprings The Lab.」の一環として行われ、約70名の参加者や関係者が集まりました。ボーカルダイレクションをテーマにした本ワークショップは、2019年以来5年ぶりの開催です。

第一部：ボーカルダイレクションの解説

ワークショップの第一部では、ガールズバンド「トゲナシトゲアリ」のボーカリスト、理名のレコーディング映像を用いて、プロデューサーの玉井健二がボーカルダイレクションについて講演しました。このセッションでは、歌唱表現の細部に焦点を当て、グローバル展開を視野に入れた表現設計の考え方や、歌唱時における細かなディテールが聴き手に与える印象の変化を「ビフォーアフター」の形式で具体的に解説しました。これにより、参加者は音楽制作の基本的な視点を学ぶことができました。

第二部：ライブダイレクション体験

続いて、第二部では、玉井が2名のシンガーソングライターに対して公開のボーカルダイレクションを行いました。参加者は、表情の使い方や呼吸、発声時の重心に関する指導を受けながら、その場で歌声が変化する様子を体験。ダイレクションの具体的な意図や技術が、いかにアーティストの表現を引き出していくのか、リアルタイムで感じることができました。このような生のフィードバックは、多くの若手クリエイターにとって大きな刺激となったことでしょう。

AI Artist「白神芽音」との対話展示

また、会場のロビーでは、株式会社TMIKがプロデュースするAI Artist「白神芽音（しらかみめいと）」が来場者との対話展示を行いました。玉井や「The Lab.」に関する質問に対して、フレンドリーに応答する様子は、AIと音楽の新たな融合を体感する良い機会となりました。この取り組みは、特に音楽業界におけるAI活用の未来を示唆するものであり、参加者に新しい視点を提供しました。

玉井健二のメッセージ

ワークショップの終了時、玉井健二は「“体験”そのものを資産として捉えることができる時代において、制作現場で得られる知見や感動をより多くの人々に伝えていきたい」と述べました。今後も「The Lab.」を通じて、クリエイティブな視点や情熱を社会に還元し続ける意欲を示しました。

ワークショップの目的と今後の展望

本イベントは、音楽制作における“熱量と知識の共有”を目的としており、音楽を志す若手クリエイターやアーティスト、業界関係者に向けた学びと出会いの場を提供しました。その詳細なレポートは「agehasprings The Lab.」の公式コミュニティサイトでも公開されています。また今後、株式会社agehaspringsは多彩な才能が交差する場を提供し続け、音楽の未来を切り拓いていくことが期待されています。