フィリピンからの感謝のメッセージが世界へ
フィリピンでは、台風30号の被害から3ヵ月が経過し、復興に向けた努力が続いています。それに伴い、多くのフィリピン国民が海外からの支援に感謝の意を表すためのメッセージをソーシャルメディアを通じて発信しています。特に、ハッシュタグ「#PHThankyou」が登場し、この運動が広まりました。これらの感謝のメッセージは、フィリピン政府の「サンキュー・キャンペーン」にも取り入れられ、公式な取り組みとしてさまざまな形で展開されることとなりました。
このキャンペーンの目的は、世界中の人々への感謝の気持ちを伝え、支援の輪を広げることです。フィリピン政府観光省は、様々な感謝のメッセージをつなげ、2月8日から世界の主要9都市において感謝メッセージの広告を掲示することを発表しました。
世界9都市での感謝広告
以下の都市で、感謝のメッセージを含む広告が展開されます。
- - アメリカ(ニューヨーク) - タイムズスクエア
- - イギリス(ロンドン) - ピカデリー広場
- - ドイツ(ベルリン) - ポツダマー・プラッツ角、ライプツィヒ広場
- - フランス(パリ) - ラファイエット・モガドール
- - 日本(東京) - 渋谷交差点シブヤQ’sウォール
- - シンガポール - IONオーチャード
- - カナダ(トロント) - ヤング・ダンダス広場
- - オーストラリア(シドニー) - ダーリングハースト
- - 韓国(ソウル) - 中区、パクナム・ビル
この広告を通じて、台風の被害を受けたフィリピンに対して寄付や支援を行った全ての人々への感謝の気持ちを届けられることを目指しています。これにより、さらに多くの人々がフィリピンの復興への歩みに参加し、支援の輪が広がることが期待されています。
今後の展開
フィリピン政府観光省は、観光を通じた外貨獲得や雇用創出を推進するため、様々なプロモーションを行っています。その一環として、本キャンペーンを展開することは、フィリピンという国の強さや団結を示す良い機会になっているといえるでしょう。国民一人ひとりの感謝のメッセージが、世界中で響き渡ることを願っています。
Twitterのハッシュタグ「#PHThankyou」を利用して、感謝の気持ちをもっと多くの人々と共有できる仕組みも整備されています。これに参加し、フィリピンの復興への思いを広めていきましょう。感謝のメッセージを世界へ発信するこの試みは、将来的にもフィリピンと国際社会とのつながりを深めるものとなるでしょう。