障害者就労支援の新時代
2024-04-26 16:00:01

エンタメ特化の障害者就労支援、新時代の幕開け!

エンターテインメント特化の障害者就労支援



2024年2月に設立した「就労継続支援B型 ランドマーク」では、エンターテインメントに特化した新たな形の障害者就労支援を実現しています。開所からわずか1ヶ月で、20名の利用者を迎える一次募集を完了し、現在はさらなる募集を行なっています。

障害者就労支援B型とは?



就労継続支援B型は、主に発達障害や精神障害、知的障害を持つ方を対象とした障害福祉サービスであり、就労訓練を通じて働くための知識・スキルを身につけることができます。ランドマークでは「生産活動」を通じて工賃を得ることができ、利用者は軽作業を中心に様々な体験ができます。

ランドマークの特長



ランドマークの利用者は、全員がエンターテインメントの初心者。そのため、ゼロから学べる独自カリキュラムを取り入れており、アニメやイラスト制作、動画編集など、多様なプログラムが用意されています。職員はアニメ好きが多く、利用者の興味を引き出しながら楽しく指導を行います。

利用者の声



ランドマークを利用している一人の30代男性は「ここでは広々とした開放感が感じられ、希望を職員に伝えることで自分に合った環境を整えてもらえる」と話しています。彼は自信を持って過ごせるようになり、職員からのサポートを非常に評価しています。

また、20代女性の利用者は「動画編集の作業に取り組んでいます。職員の方が丁寧に教えてくれて、今では一人でも作業ができるようになりました」と語ります。彼女は同年代の仲間と楽しい時間を過ごしているとのこと。

イラスト制作に興味を持っていた30代女性は、初めは不安だったものの、見学・体験の際に職員の「未経験でも大丈夫」との言葉に背中を押され通所を決意しました。今では少しずつでも自分の描くことを楽しむ毎日が始まっています。

ホームページ制作



ランドマークでは、就労者自身がホームページの制作にも携わっています。今年3月にはその成果が公開され、就労者が制作したイラストや漫画を掲載しています。これにより、利用者の成長や創作活動の成果が外部に届けられることも重要と考えています。

二次募集の開始



一次募集の成功を受けて、ランドマークでは4月26日より二次募集を開始しました。問い合わせは全国から寄せられており、今後の展開にも期待がかかります。募集対象は18歳以上で、精神・知的障害や難病を抱える方々が対象となっており、障害者手帳の有無にかかわらずサービスを提供しています。

利用の流れと環境



利用希望者はまず、お問い合わせの後に無料見学を行い、雰囲気を感じ取った上で体験を行えます。その後、正式にお申し込みいただく流れとなります。ランドマークでは、職員が利用者の希望に寄り添った指導を実施しており、安心して通所できる環境づくりに努めています。

結び



ランドマークは、障害者就労に新たな風を吹き込む存在となっています。社会とのつながりを大切にし、「自分の好きなこと」を見つけることで、利用者が自分らしく輝ける場所を目指しています。これからも多様な取り組みや新展開に期待が寄せられており、障害者就労の新たな時代の幕開けを感じさせる事業所となっています。

会社情報

会社名
大福株式会社
住所
神奈川県横浜市中区弁天通2-29森藤ビル301
電話番号

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