日本映像翻訳アカデミーが拓くインターンシップの未来
日本映像翻訳アカデミー株式会社(JVTA)は、東京・中央区に本社を置き、映像翻訳のプロを育成する機関として知られています。2019年に始まった無償インターンシッププログラムは、これまでで計300名以上の学生を受け入れるという成果を上げています。今後もこの活動を通じて、学生の成長を促す役割を果たしていくことでしょう。
インターンシッププログラムの概要
JVTAでは、語学力を活かせる就業体験を提供することで、学生が自身の学業やキャリアの選択に役立てることを目的としています。2024年には、日本やアメリカ、フィリピン、ベルギー、インドから集まった51名の学生が参加する長期のインターンシップが予定されております。さらに、日本の法政大学の学生やフランス国立東洋言語文化学院(INALCO)の学生もインターン生として受け入れ、映像翻訳や映像編集の実践に取り組む機会が提供されています。
学生の体験談
フランス国立東洋言語文化学院で学ぶエリザヴェタ・プリコッドコさんは、現在JVTAでのインターンシップを通じて多くの貴重な経験を積んでいます。彼女は「日本の社会学を学んでおり、映像翻訳を通じて社会を反映したコンテンツに携わりたいと思っていました。毎日多様な業務に参加し、翻訳プロジェクトに関わることができて嬉しいです」とコメントしています。具体的には、翻訳のチェックや教育部門のサポート、さらにはPR映像の編集など、幅広い業務を体験しているとのことです。
専門性を高める教育プログラム
JVTAの目指す理念は、語学や映像翻訳を通じて学生の成長を促進し、豊かな社会を作ることにあります。そのため、学校教育機関との連携も強化されており、青山学院大学や東京外国語大学など国内外の大学に対して映像翻訳を中心にした教育プログラムが提供されています。このようなプログラムは、数多くの学校教育機関に導入さており、2019年以降、高校生を含む無償インターンシップ参加者が300名を超える要因ともなっています。
今後の展望
今後のインターンシッププログラムについて、JVTAは引き続き多様な国や背景を持つ学生の受け入れを進める予定です。また、映像翻訳業界におけるグローバル人材育成の重要性は高まっており、学生にとって映像翻訳を通じて身に付けられるスキルや知識は非常に価値があるとされます。
JVTAは、ますます進化を遂げる映像翻訳の実習を通じて、学生が将来どのようなキャリアを選択していくのかを全力でサポートしていきます。インターンシップ生たちの成長が、映像翻訳業界に新しい風を吹き込むことが期待されます。
日本映像翻訳アカデミーについて
1996年に設立されたJVTAは、映画やドラマ、音楽番組、企業PR映像等、様々なメディアにおける映像翻訳のプロフェッショナル育成に取り組んでいます。国内外の学校教育機関とも連携し、教育プログラムを提供しながら業界の人材に必要なスキルを磨く機会を提供しています。公式HP:
JVTA公式サイト