芸能人コラボ食品、本当に魅力的? 25,235人が答えた本音
近年、芸能人や有名人とコラボした食品や飲食店が増加しています。話題性や人気から、購買意欲を掻き立てる強力なマーケティングツールとして、多くの企業が採用しています。しかし、消費者は本当にこれらのコラボ商品に魅力を感じているのでしょうか?
株式会社メディアシークが提供するスマートフォンアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」は、アプリユーザーを対象に毎日アンケートを実施しています。そのアンケート結果から、2024年5月に「芸能人や有名人とのコラボ食品や飲食店」に関する調査が行われました。今回は、その調査結果から見えてきた消費者の本音についてご紹介します。
芸能人コラボ食品への興味は?
調査結果によると、芸能人や有名人とコラボした食品に興味がある人は、全体で20%にとどまりました。興味がある層は、コラボ商品に対して「とても興味がある」と回答した4%と「興味がある」と回答した16%を合わせた数字です。一方で、「あまり興味がない」と回答した人は46%、「全く興味がない」と回答した人は35%と、興味がない層が全体の7割以上を占めました。
実際に購入したことがある人は?
芸能人や有名人とコラボした食品を購入したことがある人は、全体の27%でした。つまり、73%の人がコラボ商品を購入した経験がないということです。興味がある層が2割程度であることを考えると、興味があっても実際に購入に至る人は少ないことがわかります。
コラボ食品の味への満足度は?
コラボ商品を購入したことがある人に対して、商品の味への満足度を聞いたところ、「非常に満足している」と回答した人はわずか2%、「満足している」と回答した人も8%にとどまりました。「普通・どちらともいえない」と回答した人が79%を占め、コラボ商品に対して満足している人は少ないことが明らかになりました。
価格は適正?
コラボ商品の価格については、全体の50%の人が「高いと思う」と回答しました。「適正だと思う」と回答した人はわずか5%、「安いと思う」と回答した人は4%でした。「どちらとも言えない」と回答した人が41%と、価格に対する意見はばらつきが見られました。
まとめ:話題性よりも味と価格が重要
今回のアンケート結果から、芸能人や有名人とコラボした食品は、話題性はあるものの、消費者の購買意欲や満足度に必ずしも繋がっていないことがわかりました。消費者は、コラボ商品に対して、味や価格に対する期待値が高く、単に有名人が関わっているというだけで満足するわけではないようです。企業は、コラボ商品を開発する際に、消費者のニーズをしっかりと理解し、味や価格、品質など、あらゆる面で満足できる商品を提供することが重要と言えるでしょう。
「QR/バーコードリーダー・アイコニット」とは?
「QR/バーコードリーダー・アイコニット」は、累計3,600万ダウンロードを突破した、定番のスマートフォンアプリです。自社開発のバーコードリーダーエンジン「Camreader」を搭載することで、高速かつ正確な読み取り機能を実現しています。バーコード読み取り機能以外にも、便利な機能やコンテンツを無料で提供しており、「ポイ活」ユーザーからも高い評価を得ています。
「アイコニット・リサーチ」とは?
「アイコニット・リサーチ」は、「QR/バーコードリーダー・アイコニット」のユーザーを対象に毎日実施しているアンケートリサーチです。一日で2万以上の回答を迅速に収集することが可能なサービスです。