コクヨのリサーチラボペンが2025年度グッドデザイン・ベスト100を受賞

コクヨのリサーチラボペンがグッドデザイン・ベスト100を受賞

コクヨ株式会社（本社：大阪市）は、理化学系研究者のニーズに応えるために開発したマーキングペン「リサーチラボペン」が2025年度のグッドデザイン・ベスト100に選ばれたことを発表しました。このペンは、特に研究現場での使いやすさを追求した設計が評価されています。

理系研究者の声を反映したデザイン

リサーチラボペンは、筆記面にアルコールが付着しても消えにくい特性を持っています。また、凍結や結露した濡れた面でも使用可能で、0.6mmの細いペン先を採用することで、マイクロチューブなど小さな容器にも細かく文字が書けます。このような使い勝手の良さは、理系の研究者が日常的に求める重要な要素となっています。

さらに、コクヨグループの他のプロダクトと合わせて、合計11件がグッドデザイン賞を受賞しており、イノベーションとデザイン性が高く評価されています。

環境に配慮したサステナブルな商品

コクヨでは、「結の森プロジェクト」の一環として、国産木材を使用した木製家具シリーズ「yuimori」も注力しており、環境に配慮したデザインをコンセプトに、多様な働き方に対応した商品を展開しています。特にラウンジスペース・ソファ「ym-03」は、柔らかい針葉樹を使用しリラックスした対話や作業環境を提供します。

ユーザー目線のインクルーシブデザイン

コクヨはユーザー目線でのプロダクト開発を重視しており、例えば「Energy Line」というクランプ式電源コンセントは、どんなオフィス空間にもなじむデザインで、使いやすさを追求しました。このようなインクルーシブなデザインは、様々な職業やライフスタイルの人々に対して配慮されています。

多角的な商品展開

その他にも、ガジェットポーチやトラベルポーチなどのポーチシリーズ、軽い力で簡単に使えるフローリングワイパー、独自形状の消しゴムやハサミなど、コクヨは多様な商品を展開しています。特に消しゴムでは持ちやすさを追求したデザインが特徴で、ユーザーが使いやすい工夫がなされています。

さらに、ブランド「KOKUYO WP（コクヨダブルピー）」では、筆圧によって線幅が変わるファインライターや美しいインクのローラーボールなど、書く行為そのものを楽しむための高級筆記具を提供しています。