三菱商事エネルギーと共同で新しいリテールメディアを実証実験開始

トクスルビジョンがもたらす新たな体験

近年、リテールメディアの進化が目覚ましく、消費者に対するリワード提供が注目を集めています。リワード提供型リテールメディア『トクスルビジョン』は、その最前線を行く存在として注目されています。LMIグループ株式会社が、この革新的なメディアを三菱商事エネルギーと連携し、4つのガソリンスタンドで実証実験を行うことを発表しました。

実証実験の概要

この実証実験は2025年8月18日から始まります。三菱商事エネルギーの特約店である株式会社ヤマウチが運営する以下の4つの店舗で行われます。

- セルフ里仁
- セルフ鳥取インター
- セルフ雲山
- セルフ岩美

この取り組みでは、ドライバーが来店した際に、アンケートに答えたり、アプリをダウンロードしたりするなどのアクションを促し、その結果としてガソリン給油時に使えるクーポンを提供します。これにより、消費者と広告主との新たな接点を生み出すことが期待されています。

目的と期待される効果

この実証実験を通じて、ドライバーの広告接触率やクーポンの利用状況、来店者の属性などのデータが収集されます。これらのデータは、将来の本格導入に向けた重要な指標となるでしょう。そして、日常的な行動である給油や来店を通じて、消費者の購買促進やブランドの認知度向上を目指しています。

トクスルビジョンとは？

『トクスルビジョン』は、消費者へのリワード提供を行う新たなリテールメディアとして位置付けられています。消費者はキャンペーンページにアクセスし、所定のアクションを実行することでリワードを得られます。広告主にとっては、消費者の行動を促進し、広告効果を測定するためのデータを手に入れることができ、店舗も広告収益を期待できるというメリットがあります。

未来への道のり

LMIグループは、まだ見出されていない価値を発見し、社会に実装することを使命としています。インストアマーケティングとリテールメディア事業を通じて、消費者、リテール、広告主をつなぐ新しいエコシステムを形成することに努めています。これにより、リアルワールドデータを活用した施策の総合的な提供が可能となり、体験価値と空間価値の最大化を実現します。