新型コロナ時代におけるヴィーガン業界の未来を考えるオンラインカンファレンス開催

新型コロナ時代の環境問題とヴィーガンカンファレンス

新型コロナウィルスが人々の生活に劇的な影響を及ぼした2020年。この厳しい時期だからこそ、環境について考えることが求められています。そんな中、『ヴィーガンカンファレンス』が5月30日（土）にオンラインで開催され、ヴィーガン業界の未来についてさまざまな視点から議論されます。

ヴィーガンカンファレンスの目的

本カンファレンスでは、コロナの影響を受けたヴィーガン業界の現状や、環境問題がどのように我々の生活に関わるのかを考察します。具体的には、食品メーカーの代表やヴィーガンレストランの経営者、植物肉の開発者など、業界の専門家が一堂に会し、それぞれの見解を発表します。また、トークセッションでは、ヴィーガンとしてのライフスタイルがどのように環境保護に貢献するのかを掘り下げていきます。

ヴィーガンとは何か？

ヴィーガン（vegan）とは、1944年にイギリスで誕生した「動物を搾取しない生活様式」のこと。健康や動物愛護、環境保全といった観点から、動物由来の食品を全て避けるライフスタイルです。昨今、ゆるベジやフレキシタリアンといった形で、柔軟にヴィーガンを取り入れる人々も増えてきています。このような動きは特にアメリカのミレニアル世代に根付いており、調査によると38.7%がベジタリアンとして生活しているとのこと。

環境問題への取り組み

新型コロナウィルスにより、社会は急速に変化しています。しかし、同時に環境問題に対する意識が高まり、人々の行動が自然環境の回復に寄与している例もあります。例えば、インド北部では長年見えなかったヒマラヤ山脈が再び姿を現しました。このように、我々の行動がどれだけ環境を改善するかが証明された今、積極的に環境保護に取り組む姿勢が求められています。

カンファレンスの詳細

- 開催日時: 2020年5月30日（土）12:00 - 17:00
- 料金: 1,500円
- 開催方法: オンライン配信（YouTube LIVE）
- 参加申し込み: こちらから

セッションスケジュール

- 12:00-12:10: オープニング（工藤柊氏）
- 12:10-12:50: 植物肉の開発（金田郷史氏）
- 13:00-13:40: プラントベースフードの未来（福田彩香氏）
- 13:50-14:30: プロテインシフト（小野篤人氏）
- 15:00-15:40: コロナとヴィーガンレストラン（下川万貴子氏）
- 15:50-16:30: ヴィーガン市場の将来性（佐藤慎哉氏）
- 16:30-17:00: クロージング（工藤柊氏）

工藤柊氏の思い

このカンファレンスの発起人である株式会社ブイクック代表の工藤柊氏は、高校時代に出会った悲しい出来事をきっかけにヴィーガンを実践し始めました。「他者を思いやる社会を築く」との思いを持ち、大学食堂へのメニュー導入や神戸のヴィーガンカフェの店長を経験し、2020年には法人を設立しました。

今後もヴィーガンコミュニティの拡大を目指し、『Hello Vegan!』な社会の実現を目指して活動していきます。

モダンな生活におけるヴィーガンの受容は、今そこに求められています。私たち一人ひとりが、この機会を通じて環境問題へ目を向け、行動の変化を促していくことが大切です。ぜひ、オンラインでのメッセージを受け取ってみてください。