相模原市が牽引！オープンイノベーションで新規事業創出を目指す

相模原市が挑むオープンイノベーションの新たなステージ

相模原市では、地域内の企業とともに新しいビジネスの創出を目指す取り組みが進行中です。その名も「Sagamihara Innovation Gate」です。このプログラムでは、パートナー企業との協力を通じて、市内企業が自社の技術やサービスを活用し、新規事業アイデアを募集しています。

オープンイノベーションの流れ

2024年10月7日と8日に、杜のホールはしもとで開催された『Sagamihara Innovation Gate BUSINESS BUILD 2024』には、ホスト企業のカヤバ株式会社、株式会社デュプロ、東プレ株式会社、日本ゼトック株式会社が参加しました。これらの企業はそれぞれ異なるテーマを掲げ、新たなビジネスアイデアを提案するパートナー企業を選定しました。

参加企業とそのテーマ

1. カヤバ株式会社
- 募集テーマ: 油状態センシングによる工場・インフラ設備の故障予測
- 採択企業: 株式会社フツパー
- プロジェクト名: 振動検査機と独自AIで油の劣化予測分析/油の故障をAIで防ぐ
- 所在地: 大阪府

2. 株式会社デュプロ
- 募集テーマ: 印刷・パッケージ業界の変革に向けた取り組み
- 採択企業: 株式会社kitafuku
- プロジェクト名: クラフトビールペーパーで実現するサステナブルパッケージ
- 所在地: 神奈川県

3. 東プレ株式会社
- 募集テーマ: 次世代省エネ機器の高性能送風技術の共同開発
- 採択企業: 株式会社エイゾス
- プロジェクト名: CFDの深層学習サロゲートモデリングによるファンのデザイン最適化
- 所在地: 茨城県

4. 日本ゼトック株式会社
- 募集テーマ: 衣類を通じたWell-beingな未来の実現
- 採択企業: 株式会社フュージョンワークス
- プロジェクト名: 更年期世代の健康ケア商品
- 所在地: 東京都

イノベーションの先にある未来

これらの企業は今後、メンターやサポーターとともに事業化に向けた実証実験を進めていく予定です。そして、2025年3月に相模原市内で成果を発表するイベントを実施することが決まっています。このように、相模原市は新たなプレイヤーの呼び込みを図り、市内のイノベーション環境を育むことを目指しています。

まとめ

「Sagamihara Innovation Gate」は、ホスト企業とパートナー企業のマッチングを通じて新しいビジネスの創出を促進しています。地域の企業が連携し、それぞれの持つ技術や知識を組み合わせることで、持続可能な未来に向けた新たな挑戦が始まっています。相模原市の積極的な取り組みは、今後も注目を集めることでしょう。