シンポジウム2024年度 調査報告とトークセッション
一般社団法人ケアリングデザインが主催する「100年人生 自立をかなえる住まいと暮らし」のシンポジウムが、2025年3月7日(金)に開催されます。このイベントでは、超高齢社会におけるシニア世代の暮らしと住まいの重要性についての調査結果が報告され、トークセッションでは多様な視点からその可能性が議論されます。
調査の概要と意義
本シンポジウムに向けて、ケアリングデザインは「100年人生 自立をかなえる住まいと暮らし」というテーマに沿って、2024年度に調査研究事業を実施してきました。このプロジェクトでは、75歳以上の高齢者1,000人を対象とした大規模なインターネット調査に加え、50代から80代のシニア世代12名への取材を行いました。これにより、シニア期における自らの暮らしの在り方や住環境に関する新たな知見が得られています。
特に後期高齢者を対象とした調査は、今後の住まいづくりや暮らし方の参考となる重要な情報源となっています。この調査結果の一部は、別途プレスリリースにて公表済みです。
トークセッションでの議論
シンポジウムは2部構成で行われます。第1部では、エイジングテックの第一人者である千葉大学医学部附属病院の特任准教授、阿久津靖子氏が登壇し、最新の研究や国内外の潮流について論じます。続く第2部には、SUUMO編集長の池本洋一氏、そしてライフシフト・ジャパン株式会社の河野純子氏を迎え、シニア世代に必要な住まいの改善やライフスタイルの改革について話し合います。
トークセッションでは、住環境を向上させるためのデザインの可能性や、生活の質を高めるための意識改革がテーマとなります。各講師が持つ知識や経験を踏まえ、参加者と共に活発なディスカッションが繰り広げられることでしょう。
参加方法と詳細
シンポジウムへの参加は、会場とオンラインの2つの方法から選択できます。会場参加は先着50名までですが、オンライン参加には定員が設けられていません。興味のある方は、Peatixを通じて申し込むことができます。
イベント概要
- - 日時: 2025年3月7日(金)
- - 会場: 東京・南青山ケアリングデザイン
- - 参加費: 無料
- - 主催: 一般社団法人ケアリングデザイン
詳細や申し込みは、以下のリンクをチェックしてください。
Peatixイベントページ
未来を見据えた住まいのデザイン
このシンポジウムは、超高齢社会における住まいの重要性を再認識し、今後のアプローチについて考える場として位置づけられています。現代のシニア世代が直面する課題やその解決策を共に考える機会を提供することで、より良い住まいと暮らしを実現するための第一歩になることを願っています。