日本のビーチスポーツの新しい風、フレスコボールが国際舞台を目指しています。このたび、一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)とビタミンサプリメントで知られるスポーツブランド「DNS」が協力し、『フレスコボールイパネマプロジェクト by DNS』を始動することを発表しました。このプロジェクトは、日本代表選手を支援し、2025年4月から6月までの期間中にブラジルのイパネマビーチで開催されるフレスコボールブラジル選手権に日本チームを派遣するものです。特に、この大会は世界一のレベルで行われ、ブラジルトップ選手たちが参加します。
このフレスコボールは、1945年にブラジルのリオデジャネイロにて生まれたビーチスポーツであり、向かい合う二人が協力しながらラリーを続ける特徴的な競技形式を持っています。競技自体は採点されるものの、勝利を争うのではなく、思いやりをもって連携することが求められます。このような性質から、“思いやりのスポーツ”とも称されています。
JFBAは2013年に設立され、この特殊なビーチスポーツを広めるために多くの地域活動に取り組んでいます。日本全国において27の公認地域クラブおよび5つの公認学生団体が設立されており、これを通して地域コミュニティの活性化を図っています。さらに、2025年中には全47都道府県での地域クラブ設立を目指しています。
今回の『フレスコボールイパネマプロジェクト by DNS』では、日本代表選手がDNSからサポートを受け、トレーニング用のプロテインパウダーやエネルギードリンクなど最先端のスポーツサプリメントを利用する機会が与えられます。これにより、選手たちはコンディションを最適化し、大会に臨むことができます。サポートを受ける6名の日本代表選手は、五十嵐恭雄、中野克希、松浦孝宜、大和地未沙子、落合真彩、岡本千聖の面々。彼らは国内ツアー『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025』でも活躍するアンバサダーとして、強い意志で勝利を目指します。
DNSの製品ラインアップには、スタンダードプロテイン、ハイスペックプロテイン、EAA PROやBCAAなど多様なサプリメントがあり、20年以上の歴史の中で多くのトップアスリートから支持を受けています。これにより、日本代表選手たちのパフォーマンスの向上が図られるでしょう。
ブラジル選手権においては、日本ペアが2024年9月にポルトガル大会で優勝した実績がありますが、ブラジルのトップ選手たちとの競演は初となります。悲願の初優勝に向けた挑戦が、スリリングな展開を予感させます。このような挑戦を通じて、フレスコボールの魅力がさらに広がり、多くの人たちがこのスポーツに関心を持つことを期待しています。フレスコボールを通じて、コミュニティがつながり、思いやりの精神を醸成していくことが、日本全体にとって大きな利益となることでしょう。