廃食用油の航空燃料化
2026-04-30 15:54:02

名古屋市が廃食用油を資源化し持続可能な航空燃料を実現

名古屋市が進める廃食用油を利用した持続可能な航空燃料の取り組み



愛知県名古屋市では、廃食用油を使用した持続可能な航空燃料(SAF)の製造に取り組むための協定が締結されました。この協定は、名古屋市を中心に日揮ホールディングス株式会社、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYの三者と、中部国際空港株式会社との緊密な連携によって実現しました。

この協定は、「持続可能な社会の構築に向けた廃食用油の資源化促進に係る連携及び協力に関する協定」と命名され、廃食用油の資源化と温室効果ガス削減を目指しております。特に、4月29日にはアピタ千代田橋店でキャンペーンイベントが開催され、名古屋市の環境局長が市民に対して廃食用油の回収とその重要性についての説明を行いました。彼は「過去15年以上にわたって廃食用油の回収活動を続けてきたことを誇りに思います。今回の協定を通じて、更なる資源循環と温室効果ガス削減を実現していきたい」と語りました。

「Fry to Fly Project」の参加


名古屋市は「Fry to Fly Project」にも参加し、家庭から回収された廃食用油をSAFへとリサイクルする計画を進めています。このプロジェクトは、家庭や店舗から出る使用済み食用油を航空機の燃料として利用し、資源循環を促進するものです。市民が資源として提供する行動を通じて、環境保護に寄与することが期待されています。

協定の当面の成果


この協定に基づいて、名古屋市は2025年度までに約6万リットルの廃食用油回収を目指します。これに伴い、名古屋市内71か所の店舗で回収活動を行っており、廃食用油は主にバイオディーゼル燃料として利用されています。さらに、レボインターナショナルが回収した廃食用油をSAFFAIRE SKY ENERGYへ運び、国産SAFの原料として資源化が開始されます。

環境への影響と市民の参加


この取り組みは、単に企業と行政の協力だけでなく、市民一人ひとりが廃食用油という身近な資源を提供することで温室効果ガスの削減に貢献できる機会となります。市民の参加を促進するため、今後も周知活動が行われる予定です。

SAF製造の背景


日揮ホールディングスとレボインターナショナルは、共同で廃食用油を原料とする日本初のSAFの大量生産を目指して新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立しました。このプロジェクトは、2022年より実施され、2024年12月にはSAF製造装置が完成予定です。供給されるSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIAを取得しており、環境に配慮した新しい燃料として評価されています。

今後の展望


今回の協定の締結は、名古屋市にとっても重要な一歩です。中部国際空港を含む各地の空港でSAFの需要が高まる中、名古屋市はさらなる廃食用油の回収と資源循環を進め、カーボンニュートラル社会の実現を目指していく方針です。環境保護に貢献するための市民の皆さんも、積極的にこの取り組みに参加していくことが求められています。

このような活動を通じて、名古屋市が環境意識の高い地域社会を形成し、持続可能な未来を切り拓くことを期待しています。


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会社情報

会社名
日揮ホールディングス株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA
電話番号
045-682-1111

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