新刊「おうち性教育」
2025-03-03 11:22:36

小学生向け性教育本「おうち性教育はじめます」シリーズ第3弾が登場

小学向け性教育本「おうち性教育はじめます」シリーズ第3弾



株式会社KADOKAWAが、2025年3月5日に新たな書籍『こどもせいきょういくはじめます おうち性教育はじめますシリーズ』を発売します。この本は、特に小学生が自分ひとりで理解しやすい内容に仕上がっています。著者には性教育研究者の村瀬幸浩氏とマンガイラストレーターのフクチマミ氏が名を連ねています。

シリーズの背景



「おうち性教育はじめます」シリーズは、2020年に発売された第1弾から始まり、多くの親たちの支持を集めてきました。特に、家庭であらかじめ性に関する知識を深める重要性が高まっているなか、これまでの2冊はそれぞれ幼児期と思春期を対象にした内容でした。第1弾は3~10歳の子を持つ親を、また第2弾は10~18歳の思春期の子を持つ親を念頭に置いていましたが、今作は小学生が自らの手で読める内容を求める声に応えたものです。

本書の内容



本書は、小学生が自分のペースで性教育について学べる構成になっています。冒頭では「プライベートパーツ」についての基本的な知識を始め、多様なテーマが取り上げられています。「誕生」や「体の変化」、さらには「同意・不同意」や「バウンダリー」といった人権に関する重要なトピックまで幅広くカバーされています。

私立和光小学校の教育カリキュラムを参考にし、小学校1年から6年生までの年齢に合わせたテーマを設定しました。この工夫により、子どもたちは興味を持ちながら自分の意見を表現し、話し合うことができます。

さらに、巻末には親向けの解説コラムも収められており、家庭内での性教育についての理解を深めるヒントが提供されています。子どもたちだけでなく、大人もともに学びを深めることができる内容となっており、親子で性教育に取り組む素晴らしい機会を提供します。

本書の目次



1. せいきょういく はじめのいっぽ(1・2年生)
2. たんじょう のはなし(2年生)
3. 家族 のはなし(3年生)
4. 男らしさ・女らしさ のはなし(3年生)
5. からだとこころ のはなし(4年生)
6. いいよ!とイヤだよ のはなし(4年生)
7. セクハラ のはなし(5・6年生)
8. いっしょに生きていく はなし(6年生)
9. 大人のかたへ~こどもと話すヒント集

著者のプロフィール



  • - フクチ マミ:マンガイラストレーターとして、日常の難しいテーマをわかりやすく伝えるコミックエッセイを数多く執筆。
  • - 村瀬 幸浩:性教育の専門家であり、長年にわたりさまざまな教育機関で性にまつわる講義を行ってきた実績がある。
  • - 北山 ひと美:和光小学校・和光幼稚園の前校園長として、性教育の実践を重ねた経験が豊富。

結論



『こどもせいきょういくはじめます』は、親子共に性教育を学び合うきっかけとなる一冊です。これからの時代には、子ども自身が性について理解を深めることがますます重要になってきます。この本を手に取ることで、新たな知識を得るだけでなく、親子でのコミュニケーションも促進されるでしょう。
次世代を担う子どもたちが、安心して性について知ることができる社会の実現を目指して、一緒に学びを深めていきましょう。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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