埼玉県にある「おふろcafe 白寿の湯」で、温泉サバ陸上養殖場の開業3周年を祝う「鯖100人祭り」が2024年11月3日(日)に開催されます。このイベントは、地域の活性化を目的としており、訪れた100名に温泉で育ったサバの塩焼きを無料で提供します。
「温泉サバ陸上養殖場」は、埼玉県比企郡ときがわ町にある株式会社温泉道場が運営しており、2021年から海なし県の埼玉でサバの養殖に取り組んでいます。2023年には初の完全養殖サバを出荷し、その成果を地域に還元する形でのイベントです。
「鯖100人祭り」の詳細は、12時から14時までの間に開催され、100名分のサバの塩焼きがふるまわれます。ただし、無くなり次第販売が行われるため、早めに来場することをおすすめします。また、埼玉県上里町の平沼水産株式会社が出店する、陸上養鰻場からの鰻料理も楽しむことができます。
平沼水産株式会社は2022年に設立した企業で、日本の食料自給率向上のための挑戦を掲げています。上里町と連携協定を結び、未来の食文化を築く一助となることを目指しています。
温泉サバ陸上養殖場は、温浴施設の傍ら、サバの育成を行っており、地域に密着した文化発信拠点を目指しています。海のない埼玉でありながら、水産業に関するイベントを通じて、地域の活性化を図っています。
「おふろcafe 白寿の湯」は、地下750メートルから湧き出る天然温泉が特徴の日帰り温泉施設で、流しそうめんテラスや湯あがりラウンジも新設され、リラックスしながら楽しむことができます。
この「鯖100人祭り」は、地域の食文化とコミュニティが一体となる素晴らしい機会です。サバ料理と共に、温泉の魅力を再発見し、楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。ぜひ多くの方々に参加していただき、埼玉の魅力を感じてほしいと思います。