大阪文化服装学院とHOTSOXがコラボ！学生が手がけるアートソックスの極み

大阪文化服装学院とHOTSOXが立ち上げる新プロジェクトの全貌

大阪文化服装学院（OIF）は、米国の老舗ソックスブランド「HOTSOX」と新たに協業し、独自の「履けるアート」をテーマにしたソックスをデザインするプロジェクトを開始しました。このプロジェクトでは、学生たちがアイデアから商品化、さらには販売に至るまでを一手に担い、実践的なビジネス体験を積むことができます。

実施内容と参加チーム

プロジェクトには、大阪文化服装学院から10チーム、文化服装学院（東京）から9チームが参加します。学生たちは、デザイン企画や販売戦略、SNSプロモーションを通じて、リアルな市場を意識した仕掛けを行います。その中で繰り広げられるのが「プロモーションバトル」です。各チームはオリジナルのソックスをデザインし、全国の量販店や公式ECサイトを介して、消費者にその魅力を訴求します。販売は、11月11日の「靴下の日」に開始され、具体的な売上や発信力を競うことになります。

学生たちの取り組み

このプロジェクトに参加するのは、ファッション・クリエイター学科、スタイリスト学科、ブランドマネージメント学科からの学生たちで、チームは専門性を活かした構成になっています。混成チームでは、デザインをファッション・クリエイター学科が担当し、スタイリングやプロモーションをスタイリスト学科が行います。単独チームでは、ブランドマネージメント学科が一貫してデザインから販売まで手がける形です。

各チームは自身のInstagramアカウントを開設し、コンセプトやデザインへの反響を評価される要素として取り入れています。ファッションビジネスの実践的な学びという背景のもと、学生たちはプロモーション戦略やSNS戦略にも力を入れ、効果的なアプローチを考えています。

商品概要と販売スケジュール

販売予定の商品は、文化服装学院とOIFのコラボレーションによるプリントソックスで、全21型が用意されています。価格は税込2,200円で、サイズはフリー（23cm〜27cm）の展開です。具体的な販売は、11月11日から開始され、取扱店舗としては、HOTSOXの公式オンラインショップや東急ハンズの店舗が挙げられています。

アンバサダーとプロジェクトのサポート

今回のプロジェクトには、お笑い芸人の山井祥子氏と京極風斗氏がアンバサダーとして就任し、プロジェクトを盛り上げる役割を担います。特に京極氏は、自らのデザインしたソックスも販売予定です。中間発表や結果発表においては、学生たちに対してのアドバイスを行い、実践的な支援をする予定です。

HOTSOXの歴史と背景

HOTSOXは1971年にニューヨークで創業され、独自のファッションソックスを展開してきました。全米の店舗で圧倒的な人気を誇るそのブランドは、様々なアート作品をモチーフにしたソックスで知られ、多くの美術館のミュージアムショップでも取り扱われています。

今後の展望

このプロジェクトは、2022年に東京の文化服装学院で始まったもので、今年から大阪文化服装学院も加わりました。東西の学院が競い合いながら創り上げるアートソックスに注目が集まります。次代を担う学生たちの挑戦がどのような結果を生み出すのか、期待が高まります。実際の市場で実践を通じて身につける経験は、今後の彼らのキャリアにとっても重要なステップとなるでしょう。

来る「靴下の日」に向けたこのプロジェクトの行方に目が離せません。