飲食店選びの傾向
2022-11-30 10:00:01
飲食店選びのトレンド調査:1軒目と2軒目での選び方の変化とは
飲食店選びのトレンド調査
最近の外食意欲の高まりを背景に、飲食店選びのポイントや行動傾向について注目が集まっています。株式会社ICAが行った調査によれば、特に飲み会に参加することが多い男性たちの選び方には、興味深い変化が見られることが明らかになりました。
1軒目:予約派が多数
調査の結果、1軒目の飲食店選びでは、53.7%が「事前にネットで調べて予約する」と回答しました。これは、時間をかけずにスムーズに楽しみたいとのニーズを反映しています。その他には「当日探して予約せずに行く」が16.3%、「近くを散策して見つける」が10.0%と続きました。事前に調査し予約をすることで、より良い体験を求める傾向が強いことが分かります。
2軒目以降:選び方が一変
興味深いのは2軒目以降の選び方です。1軒目が予約重視だったのに対し、2軒目になると「外観や看板を見て選ぶ」が35.2%に達し、「その場の提案で選ぶ」29.2%、事前予約はわずか13.8%に留まりました。これは、アルコールが入ることで行動が楽な方向にシフトするためだと考えられます。行動パターンの変化が如実に表れています。
店選びのポイント
飲食店選びの際に気にするポイントも調査しました。
1軒目では「料金帯やメニュー」が62.3%で最も多く、次いで「店内の雰囲気」となっていますが、2軒目以降でも同様に料金やメニューが重視される傾向は変わりません。特に、2軒目では「店内の雰囲気」が48.5%に達し、外観や看板を通じた訴求力が大切であることが浮き彫りになりました。
ハードルと新店への抵抗
「行ったことのない店」に対しては、多くの人がハードルを感じていることも分かりました。「かなり高い」と「やや高い」を合わせると61.5%に達します。特に料金やメニューが事前に確認できることが、新しい飲食店を訪れる際のポイントとして51.7%を占めました。
接待時の飲食店選び
さらに、接待を伴う飲食店選びの傾向も調査しました。ここでは「料金システム」が68.2%を占め、次いで「店内の雰囲気」が50.0%と、飲食業界での求められる安心感や信頼感が重視されていることが伺えます。
リーセンシー効果と広告戦略
外食業界では広告も重要な要素です。調査によると、特に「屋外ビジョン」が視認性が高く、広告の効果が期待されていることが判明しました。リアルタイムで情報が届くことから、屋外ビジョンを通じたアピールは顧客獲得に繋がるでしょう。また、視覚に訴えることで、飲食店の好印象を与えることが期待されます。
まとめ
全体的に、飲食店利用における選び方は1軒目と2軒目で大きく異なることが判明しました。価格やメニュー、雰囲気が重要視されており、特に接待時には事前に得られる情報が決定的な要因となります。屋外ビジョンのような新たな広告媒体を活用することで、飲食店は集客のチャンスを広げられるでしょう。新たなアプローチが今後も飲食店経営において重要になると考えられます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ICA
- 住所
- 静岡県富士市中之郷1946-1
- 電話番号
-
0545-81-5550