横浜で不要品を地域で譲り合う新たな拠点、ジモティースポットがオープン

新たな不要品リユース拠点「ジモティースポット横浜中山店」がオープン

2025年8月20日、神奈川県横浜市に「ジモティースポット横浜中山店」がオープンします。これは、株式会社ジモティーが横浜市と協力し、地域の不要品を譲り合うための新しい拠点です。この取り組みは、地域コミュニティの活性化とともに、持続可能な社会の実現を目指しています。

ジモティースポットとは

「ジモティースポット」とは、地域の人々が不要になったものを持ち込み、他の地域住民と譲り合うことができるサービスです。持ち込み希望者は事前予約をする必要がなく、気軽に不要品を提供できます。一方で、その品を必要とする方々は、ジモティーの地域情報サイトでその情報を検索し、実際に店舗で引き取ることができる仕組みです。この流れによって、単なる廃棄物が新たに別の誰かの役に立つのです。

持ち込みのメリット

ジモティースポットを利用することによる大きな利点は、持ち込みの際に特別な予約が不要な点です。これにより、誰でも気軽にリユース活動に参加することができ、不要品を手渡すことができます。また、粗大ごみの処分には手数料がかかることが一般的ですが、このシステムを利用することでその費用を節約することができます。

譲り受けのメリット

譲り受け希望者にとっても大きな魅力があります。ジモティースポットでは、手に取りやすい価格でリユース品を入手することができ、例えば炊飯器が300円や椅子が0円と、非常にお得です。これにより、廃棄物の減少だけでなく、地域住民の経済的な負担も軽減されます。

自治体の意義

もちろん、この取り組みは個人だけでなく、自治体にもメリットがあります。ごみを単に捨てるのではなく、リユースする選択肢が増えることで、地域全体のごみ減量活動に寄与しています。具体的には、自治体が提供する集められた品々をリユースすることで、エコ活動の推進を図ることが可能です。

新店舗の詳細

「ジモティースポット横浜中山店」は、横浜市内での3店舗目となるリユース拠点です。

- オープン日: 2025年8月20日（水曜日）
- 営業時間: 午前10時〜午後7時
- 定休日: 年末年始のみ
- 持ち込み対象品: 家電、趣味・スポーツ用品、子供用品、生活雑貨、家具、食器、衣料品、服飾雑貨、本、CD・DVD、ペット用品など

詳細な利用方法は、店舗の公式HP（ここをクリック）で確認できます。事前に準備することなく、訪れるだけで簡単にリユースに参加できる仕組みは、多くの人々を引き寄せることでしょう。

ジモティーの取り組み

これまで、ジモティーが運営してきたリユース拠点では、2024年に約30万点、合計約1290トンのごみを減少させることに成功しています。また、2025年に開店した「ジモティースポット横浜瀬谷店」でも3カ月半の間に約100トンものごみを減少させました。

地域内での資源の循環やごみの削減を推進するため、現在235の自治体と共に協力し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続していきます。

このような新しい試みが、多くの人々と地域に好影響をもたらすことを期待しています。将来的には、さらなる支援や提携を希望する自治体や企業からの問い合わせにも積極的に応じていく方針です。

「ジモティースポット」は、地域の中でのより良い未来をつくるための大きなステップとなるでしょう。