日本初開催のINCYBER FORUMで未来のサイバーセキュリティを探る

日本初開催のサイバーセキュリティフォーラム「INCYBER FORUM JAPAN」

2025年12月4日、東京のザ・プリンスパークタワーにて、
「INCYBER FORUM JAPAN」が初めて行われます。この国際的なフォーラムは、リスクマネジメントに特化した国際企業Forward Globalが主催し、日本経済新聞社と電通総研が共催します。

INCYBER FORUMとは？

「INCYBER FORUM」は、経済安全保障とサイバーセキュリティに関するリーダーたちが一堂に会する国際フォーラムです。
2007年の設立以来、ヨーロッパでの開催が続いており、今やカナダにまで進出するなど、活動の場は広がる一方です。日本での開催はアジア初となり、国際的な議論の場が新たに設けられることになります。

り、サイバー攻撃の脅威は日々増大しています。特に日本では重要インフラや医療、製造業など、社会インフラを狙った攻撃が増えており、対策の国際的連携が急務です。フォーラムでは「デジタル上の信頼を支える共創プラットフォーム」がテーマとなり、さまざまな知見や実践的な議論が交わされます。

なぜ今サイバーセキュリティが重要？

近年、サイバーセキュリティは国家の存続や信頼、経済安全保障と密接に関連しており、重要な課題となっています。2023年には名古屋港がランサムウェア攻撃に見舞われ、日本のデジタルインフラが狙われている現実が明らかになりました。

このような状況を受けて、2022年には改訂された国家安全保障戦略においてサイバーセキュリティが最重要課題の一つに位置づけられ、国内でのセキュリティ対策が進められています。また、日米サイバー対話や他国との協力強化も進んでおり、国際的な連携の重要性が増しています。

フォーラムの内容とプログラム

「INCYBER FORUM JAPAN」では、サイバーセキュリティに関する多様なリーダーたちが集まり、広範なテーマについて議論を交わします。基調講演には欧州や日本の政府関係者が登壇し、デジタル時代の経済安全保障についての視点を提供します。

さらに、AI時代におけるサイバー脅威や防御戦略に関する有識者によるパネルディスカッション、最新のセキュリティソリューションやサービスを紹介する展示など、多岐にわたるプログラムが用意されています。また、登壇者や参加者同士のネットワーキングの機会もあり、官民のリーダーたちが意見を交わすことで、新たな視点や解決策が見出されることが期待されます。