資生堂の新スキンケア
2025-04-14 15:19:08

資生堂が2025年大阪万博で藻類を活用した新スキンケア技術を発表!

資生堂、新しいスキンケアの可能性を探る



資生堂は2025年4月13日に開幕する大阪・関西万博において、藻類を活用したスキンケア化粧品のプロトタイプを初めて披露します。この試みは、ちとせグループが主導する「MATSURI」プロジェクトの一環として行われます。資生堂が提案する新たなプロダクトのテーマは「生命美の循環」。この化粧品は、単なる美容の枠を超え、環境にも配慮した持続可能な成長を目指しています。

藻類に着目する理由



藻類は地球上で数十億年もの間生き続けており、その驚異的な繁殖力や美しさには無限の可能性が秘められています。資生堂は1872年の創業以来、アートとサイエンスの融合をDNAとして受け継いできました。この考えが、プレミアムでサステナブルな化粧品の開発を可能にしたのです。

「至哉坤元 万物資生」という社名の由来にもとづき、人々に美を届けるだけでなく、大地や自然をも美しくする化粧品の実現を目指します。この思いを込めて、「美の玉」と名付けた2種類のビジョンプロダクトが展示されることになります。

ビジョンプロダクトの紹介



1. 美の玉 まがたま


このプロダクトは、大地、命、自然をテーマにしたもので、3色の玉状のクリームとして開発されました。昆布などの褐藻類が持つゼリー状の多糖類を応用し、クリーム状に成形されています。このクリームは、手のひらで優しくつぶすことにより、エッセンスがあふれ出す仕組みになっています。使う瞬間をより心地よく感じてもらえるよう、開発が進められました。

2. 美の玉 しずく


藻類の美しさを海の色で表現したこの美容液は、藻類由来のオイルを小さなビーズ状に包んだリピッドシェル技術によって作られています。一滴の珠玉が手のひらに落ち、肌に優しくなじんでいく様子は、まさに生命力に満ちた肌を象徴しています。この技術は、水と油を混ぜることでできる乳化粒子を安定に保つものです。

MATSURIプロジェクトへの参加



資生堂は、「美の力でよりよい世界を」という企業使命を掲げています。この理念に基づき、人々だけでなく、環境に優しい化粧品の開発にも注力しています。2022年4月にはMATSURIプロジェクトに参画し、サステナブルな資源の可能性を追求することに貢献してきました。

さらに、資生堂は2023年7月にちとせグループとの間で戦略的協業契約を締結し、藻類を利用した化粧品原料や容器の開発、さらには食品分野への応用を視野に入れたプロジェクトにも取り組んでいます。

結論



資生堂が大阪・関西万博で発表する新しいスキンケア化粧品は、藻類という自然界の力を存分に活かしたものであり、持続可能な未来に向けた新たな一歩となることでしょう。私たちの生活と環境を考えた化粧品開発が進む中、資生堂の挑戦に注目したいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社資生堂
住所
東京都中央区銀座7-5-5
電話番号
03-3572-5111

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