アジアをリードするSHOPLINEの日本進出
2023年5月16日、アジア最大のECサイト構築サービスであるSHOPLINE(ショップライン)が、日本市場に進出したと発表しました。このサービスは、ユーザーがノーコードで自社ECサイトやECアプリを作成できる革新的なプラットフォームです。現在、世界では60万以上のマーチャントが利用していますが、その中に日本の事業者も加わることになります。
SHOPLINEは、特に中小企業やベンチャー企業向けに、多彩な機能を提供しています。たとえば、ライブコマースツールやポスレジシステムなどのオプション機能は無料で利用でき、実店舗とオンラインショップのデータを一元管理することが可能です。このような機能は、多くの中小企業にとって大きなメリットとなるでしょう。
日本市場の潜在力
経済産業省による「令和4年度電子商取引に関する市場調査報告書」によれば、2022年の日本国内のBtoC市場のEC化率はわずか9.13%でした。この数字は、世界全体のEC化率が約19.3%であることを考えると、日本にはさらなる成長の余地があることを示しています。特に専門的なスキルや予算が限られる中小規模のマーチャントにとって、自社で簡単にECサイトを構築できるサービスは求められています。
そのためSHOPLINEは、新規顧客向けに14日間の無料体験キャンペーンを実施し、初めてECサイトを立ち上げようとしている企業を強力にサポートします。
SHOPLINEの魅力的な機能
多言語・多通貨対応
SHOPLINEの強みは、多言語や多通貨に対応している点です。商品ごとに発送可能な国や地域を設定でき、国や地域ごとの消費税も考慮した価格設定が可能です。これにより、日本の事業者がグローバル市場に進出する際でも、効率よく越境ECが行えるプロセスを構築できるのです。
ソーシャルコマース
最近のトレンドともいえるライブコマースにおいて、SHOPLINEは充実した機能を整えています。ライブ配信中に視聴者が注目する商品を簡単にカートに追加できる「自動買い物カゴ追加機能」や、特定の視聴者に向けた専用商品・オファーの提示が可能です。これにより、リアルタイムで売上を上げるためのサポートが整っています。
導入しやすい価格設定
中小企業でも取り組みやすいように、利用プランの価格設定が行われていることも大きな魅力です。また多くのオプション機能が自社開発のため、無料で提供されているものも多く、経済的に自社ECの構築を推進できます。
SHOPLINE Japan株式会社のビジョン
SHOPLINE Japan株式会社のゼネラルマネージャー、大山廣貴氏は「日本市場のニーズに応えるために、カスタマーサービスの日本語対応や、日本文化に合わせたサービスのローカライズに力を入れています。私たちの製品が、日本のマーチャントの成功を支援することを目指しています。」と語っています。これからのSHOPLINEに期待が高まります。
SHOPLINEの企業プロフィール
SHOPLINEは2013年に設立され、シンガポールに本社を構え、約2000名の従業員を抱える急成長中のコマースSaaSプロバイダーです。マーチャントに対して、EC、ソーシャルコマース、POSレジなどのオムニチャネルソリューションを通じて、世界中で商品・サービスの販売をサポートしています。
詳しい情報は
SHOPLINE公式サイトを御覧ください。