リスク管理教育へ
2025-06-27 12:32:37

防衛業界向けに新たなリスク管理教育プログラムが始動

防衛業界向けに新たなリスク管理教育プログラムが始動



株式会社アイエスエフネットとJapan Aerospace & Defense Consulting(JADC)が提携し、防衛装備品製造企業向けのリスク管理教育プログラムを共同で開発しました。このプログラムは、現在の国際安全保障の厳しい情勢やサイバー攻撃の脅威に対応するために設計されています。

提携の背景と教育プログラムの目的


アメリカの国防総省が採用しているリスク管理フレームワーク(RMF)を導入した教育プログラムは、防衛省が2023年に行った情報保証訓令の改正を背景に誕生しました。この改正により、サイバーセキュリティ対策の必要性が増し、適用範囲もIT関連からIoTやOTへと広がりました。

それを受けて、SHIFTグループは、RMF対応コンサルティングサービスを提供し、これまでに防衛装備品製造企業16社を支援してきました。国防に特化したJADCの設立により、行政と情報保障に関する優れた専門知識が融合した教育プログラムを提供できる体制が整いました。

RMF教育プログラムの詳細


このプログラムは、アイエスエフネットの豊富な人材育成の経験と、JADCの防衛関連の専門知識を生かした内容になっています。COVID-19などの影響が続く今、セキュリティ対策を強化する最良の手段となるでしょう。

教育内容は以下の二つに分かれています:
1. 基礎知識の解説
RMF対応業務の全体像、NIST SP800に基づく関連セキュリティ基準、必要なドキュメントの解説を行います。

2. 初動対応の演習
RMF実施における初動対応、セキュリティ計画やリスク分析のプロセスを演習を通じて学ぶことができます。
参加者は実務に必要な知識を体系的に習得することが目指されます。

このプログラムは、法人に対しカスタマイズが可能であり、各社のニーズに合わせた内容が提供されます。

アイエスエフネットの教育サービス「MIERUBASE」


アイエスエフネットが提供する「MIERUBASE」は、社員のセキュリティ意識向上を目的とした様々な教育プログラムを展開しています。このプログラムは、社員の業務内容に基づいた最適なカリキュラムを提供し、情報漏えいやサイバー攻撃のリスクに備えます。

`MIERUBASE`は、オンサイト研修やWeb会議形式、eラーニング講座など複数の形態を持ち、どのような状況でもアクセスしやすい内容となっています。

JADCとアイエスエフネットの将来展望


両社は今後も、このRMF教育プログラムを継続的に更新し、さらに進化させていく考えです。防衛分野での専門性を重視しながら、各企業が求める人材育成を実現し、防衛産業の発展に寄与することを目指します。

JADCは2025年4月にも市ヶ谷オフィスを開設し、より多くの企業との連携強化を進める予定です。

防衛産業は日々変化する需要に応じた高い専門性と技術力が求められます。アイエスエフネットとJADCが手を携えた新たな教育プログラムは、これからも多くの企業にとって欠かせない要素となることでしょう。

結論


新たなRMF教育プログラムは、防衛装備品製造企業が直面するリスクを効果的に管理し、より安全な業務環境を構築するための重要な取り組みです。今後もこのプログラムの進化に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社アイエスエフネット
住所
東京都港区赤坂7-1-16オーク赤坂ビル 3階
電話番号
03-5786-2300

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