岡山大学が地域中核大学の新たな挑戦をシンポジウムで発表！

2025年8月4日、国立大学法人岡山大学は、日本工業倶楽部会館において開催された「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）シンポジウム2025」にて、同大学が進める最前線の研究と産学共創の取り組みを紹介しました。

J-PEAKSとは？

「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」は、日本学術振興会（JSPS）が実施する重要なプロジェクトであり、地域の特性を生かした研究を推進することを目的としています。岡山大学は令和5年度にこの事業に採択され、地域の課題解決に向けた様々な活動を行ってきました。

シンポジウムの目的と内容

本シンポジウムでは、採択された大学がその取り組みを紹介し、大学間交流や産業界とのマッチングを支援する場としての役割がありました。岡山大学のポスター展示では、特に地域発の新たな産業や価値創出を目指す「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム（OI-Start）」の紹介や、革新医療機器、次世代創薬の開発など、多岐にわたる活動が披露されました。

参加者の声と今後の展望

当日は、岡山大学から複数の関係者が参加し、他大学や企業との意見交換を行いながら情報収集を行いました。特に、産学官連携の強化や地域課題の解決に向けた具体的なアプローチについて熱心に議論が交わされました。

佐藤法仁副理事・副学長は「J-PEAKSによる採択は大学の変革に寄与し、今回のシンポジウムはその成果を発表する良い機会でした」とコメントしました。今後も岡山大学は、岡山地域からのイノベーションを目指し、さまざまなステークホルダーとの協力を進めていく方針です。

今後の取り組み

岡山大学は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を目指し、J-PEAKSを活用した研究力強化を推進しています。持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、地域や大学、企業の境界を越えて広がる可能性を秘めています。

地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の活動は、今後も注目されることでしょう。今後の取り組みに、ぜひご期待ください。

岡山大学公式ウェブサイト