大奥の御幽筆~約束の花火~
日本の歴史が色づくお江戸を舞台に、友情と感動が交錯する物語『大奥の御幽筆~約束の花火~』が、マイクロマガジン社から2024年8月21日に発売されます。著者は菊川あすか、イラストは春野薫久が手掛けます。シリーズの第3巻となる今作では、大奥での亡霊騒ぎを調査する「御幽筆」の里沙が中心人物となり、彼女の成長や友情が描かれます。
物語は、里沙のもとへ頼みごとを持ってきた女中が、友を想う口から始まります。生者と亡き者の想いが交錯し、真実へと導かれていく様子は、心に響くものがあります。特に、主人公が親友お松に秘められた感情を知るまでの過程は強い感情を呼び起こすでしょう。そんな切ないストーリーの中で、亡霊の姿も見逃せないポイントです。里沙が手紙を通じて表現する思いに、読者は深く共感できることでしょう。
シリーズ最新刊発売記念フェア
また、発売に合わせたフェアも実施されます。協力店舗でシリーズを1冊購入すると、特典として菊川あすか氏の書き下ろしショートストーリー付きのイラストカードがプレゼントされます。この特典は数に限りがあり、無くなり次第終了となるため、ファンにとっては嬉しいお知らせとなるでしょう。
読者の声
すでに作品のゲラを読んだ読者からは、「心が温まる内容で、涙を引き出される思いだった」という感想が寄せられています。心に寄り添う友情の物語は、多くの人の共感を呼んでいます。特に、友を思うあまりに自ら身を引く姿に感動を覚えた方も多いようで、キャラクターの深みが物語をより引き立てています。
「大奥で起こる亡霊騒ぎに対して、里沙がどのように関わっていくのか、物語が進むごとに期待が膨らみました」と語る読者も。人物たちの優しさが際立つ本作は、癒しや共感を与えてくれる作品それ自体が魅力となっています。
著者・イラストレーターについて
著者の菊川あすかは、東京都に住み、感動を呼ぶ作品を数多く手掛けてきました。その作品は、単なる物語ではなく、読者の心を打つものが多いと好評です。イラストを手掛ける春野薫久も、和の美しさを生かした作品を多く制作し、彼のイラストからは作品の世界観を感じることができます。
この新刊は、古き良き日本の心や温もりを感じられる作品となっており、友情や愛情の形が見事に描かれています。ぜひ手に取って、心温まる歴史ファンタジーの世界に浸ってみてはいかがでしょう?